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■目次■
AXIS vol.219 2022年10月号

特集:うみと。

海は、私たちの社会や暮らしに大きな恵みをもたらしてきました。水、食料はもとより、物流やエネルギーにとってもその存在は欠かせません。そんな人類の営みに大きな影響をもち、極めて重要な共有資源である海の持続可能性に今、危険信号が灯りつつあります。 人類の未来は、海が示唆する価値を保護し、その恩恵を次世代に引き継げるかどうかにかかっているといっても過言ではないでしょう。そのために私たちは今、海に対して何ができ、どんな行動を起こせるのか? 生物多様性の保全や酸性化を防ぐ対策、さらに海のポテンシャルを生かした取り組みなどを通し、海と人との持続的かつ創造的な関係性を考えます。

海洋の人類へのインパクトを探求するシュミット・オーシャン・インスティテュート
エグゼクティブディレクター、ジョティカ・ヴィルマニ インタビュー

海のエコシステムを回復させる海中彫刻

海藻
「負」をつくらない、これからの再生素材としての海藻
建設会社が海の環境保全に挑む、大型海藻の苗をつくる技術開発
再生エネルギー
船を使い海上で電気を運ぶパワーエックスの挑戦
「波」と「風」でエネルギー変革を目指すアヒル発電、エバーブルーテクノロジーズ
洋上都市
スラムからリゾートまで、NLÉによる水上都市10年
気候変動に挑む洋上都市「オセアニックス釡山」

私たちは海を知らない海の宇宙ステーション「プロテウス」が目指すもの

バーチャルな海洋環境が、海への意識を変える

パーリー・フォー・ジ・オーシャンズ、シリル・グッチ インタビュー破壊するよも保護するほうがビジネスになる

海洋を取り巻く諸問題に、デザインはどんなアクションを取れるのか 国際海洋環境デザイン会議

INSIGHT:
「椅子から建築まで」。八木 保とパトリック・セガンがジャン・プルーヴェを語る。
20世紀の建築や工業デザインに大きな影響を与えた建築家で家具デザイナー、エンジニアであるジャン・プルーヴェ。その展覧会が今、東京都現代美術館で開催されている。同展の企画者で、早くからプルーヴェの価値を認め、コレクターでもある八木 保とパトリック・セガンのふたりが、プルーヴェの功績と魅力について語り合った。

建築家フランシス・ケレに学ぶ、古くて新しいアフリカのサスティナビリティ
アフリカ出身で初めてプリツカー賞を受賞した建築家、フランシス・ケレ。アフリカ中西部のブルキナファソに生まれ、現在、ベルリンを拠点に活動するケレは、安全な飲料水や電気といった都市インフラさえ未整備な地域で、土地の素材や知恵を生かしながら学校や医療施設といった建物をつくり上げることに力を注ぐ。社会活動家としての顔ももつ彼へのインタビューを通じて、地域のコミュニティやプロセスを重視する考えを解き明かす。

ドローイングチューブ――知覚情報としてのドローイングの可能性
アーティストの鈴木ヒラクや中原一樹らがメンバーとして運営する国際的クリエイティブプラットフォーム「ドローイングチューブ」は、ドローイングの研究・対話・実践のためのラボとして、それらを記録・共有し、「描くこととは何か」を世の中に問いかける。主要メンバーの鈴木と中原に、知覚手段としてのドローイングの可能性について聞く。

「あしもと逸品プロジェクト」に見る、ローカル食材を介したネットワークの意義
地元産の食材で地域の経済活性や、食でまち興しといったことは随分前から言われてきた。そういった担い手たちが手を結んだ「あしもと逸品プロジェクト」というネットワークの活動が新たな広がりを見せている。土地は違えど志を同じくし、情報を共有し合い、切磋琢磨しハイクオリティが維持されているローカル食材を介したネットワーク活動の意義や可能性について紹介する。

連載:
LEADERS ヴラディミール・ヤヴァチェフ(クリスト・アンド・ジャンヌ=クロード財団ディレクター)
大規模なアートインスタレーションを生涯にわたって発表してきた故クリスト&ジャンヌ・クロード夫妻。クリスト・ヤバチェフの甥であるヴラディミール氏に、昨年公開された「L’Arc de Triomphe, Wrapped(包まれた凱旋門)」をはじめとする夫妻のメッセージ、その継承について尋ねた。

Sci Tech File
脊椎動物に見る、脳の発生と形態進化 進化の過程で、なぜヒトは大きな脳を持ったのか。絶滅した種も含めて多種多様な動物の脳を比較することで、ヒトの脳がどのように進化してきたのかを知ることができるかもしれない。そんな生命の謎を、脊椎動物の脳の研究を通して追い続ける愛媛大学大学院理工学研究科の村上安則教授を訪ねた。

Sci Tech File 窒素循環からみんなで共に考える私たちの未来のあるべき環境
窒素は生物にとってなくてはならない栄養素だ。ほとんどの生物は大気中の窒素を利用できないために、限りある窒素を無駄なくやりとりしながら使っている。しかし、現代の人間の営みが、森林をはじめとした地球上の窒素循環のバランスを崩しているという。 京都大学フィールド科学教育研究センターの德地直子教授に話を伺うため、京都大学上賀茂試験地を訪ねた。

田川欣哉のBTCトークジャム
ゲスト: 佐久間 衡(ユーザベース共同代表Co-CEO)
Takramの田川欣哉がナビゲーターとなり、ビジネス、テクノロジー、クリエイティブの3領域をつなぐトップランナーを迎える連載シリーズ。今回は、「経済情報で、世界を変える」を経営理念に、経済ニュースアプリ「ニューズピックス」や、企業分析サービス「スピーダ」を運営する情報サービス会社、ユーザベース共同代表をゲストに迎える。

TAKT PROJECTの東北考 わからなさのポテンシャル
民俗学者の柳田國男が綴った「遠野物語」にあるように、われわれが生活する現世とは異なる世界、異界や妖怪などに関する伝承が数多く残る岩手県遠野地域。近代の科学的なアプローチとは異なる、わからないものをそのままに受け入れる地域文化に、複雑化する現代社会を生きるヒントを探る。

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