HODINKEE Japan Edition(ホディンキー ジャパン エディション)Vol.5目次-バックナンバー

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HODINKEE Japan Edition(ホディンキー ジャパン エディション)
Vol.5
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■目次■
1
●史上最薄に挑戦し続けてきたブルガリのアイコン
1世紀以上にわたり、ブルガリはイタリアらしいきらびやかなジュエラーとしてその名をとどろかせてきた。それがここにきて、一気に時計業界の重鎮の仲間入りを果たした。これは、すべてを一変させた時計の物語である。7つの最薄記録を持つ(※2022年12月現在では8つ)驚異の技術力を核として、オクト フィニッシモはモダンクラシックへの階段を駆け上る。

2
●リバイバルとノスタルジーのはざまで
久しぶりに訪れたなじみの温泉街で、昔と変わらない格好の古い友人に偶然出会う。急激なノスタルジーに襲われるような旅は、自分にしかわからない感動と郷愁があり、どこか物悲しさも漂う。景色も変わり、そこで見られるものも変化するが、わずかでもかつての趣を見つけると心が安らいでいく。90年代に僕らを熱狂させた時計たちもまた、クラシックとモダンのあいだで揺れ動きリバイバルするが変わらない部分もある。わずかなノスタルジーだけを心にしまい、旅の時間に身をまかせる。

3
●日本のヴィンテージウォッチ市場を陰で支え、時計を愛したあるディーラーの物語
1990年代に日本を席巻したヴィンテージウォッチブーム。それを陰から支え、世界に誇る日本のヴィンテージウォッチ市場の礎を築くのに貢献したひとりの偉大な時計ディーラーがいたことをご存じだろうか。名を益井俊雄という。ヴィンテージウォッチの世界では知る人ぞ知る人物だが、時計愛好家といえども彼を知る人はそう多くない。そんな彼が2022年2月、人知れずこの世を去った。本稿は彼の知られざる時計ディーラーとしての足跡をどたる回顧録であり、時計愛にあふれたひとりの愛好家を偲ぶ回想録でもある。

4
●史上最高のスーパーカー、マクラーレンF1を理解する
このクルマの隣に立つと、その小柄な体躯に驚かされる。車高が低く、ボディは引き締まっていて、ストイックさを感じさせるような優美さがにじみ出ているからだ。僕は自動車雑誌にマクラーレンF1が取り上げられれば、手に取って何ページも飽きることなく読んでいられるほど、このクルマを愛してきた。ボタンを押すとちょうどいい重量のドアが跳ね上がり、F1独特のキャビンが開かれる。左側の助手席のレザーとカーボンコンポジット素材のサイドシルのあいだをすり抜けると、中央の珍しいドライバーズシートに腰を下ろす。F1が僕を包み込むような心地である。足はマグネシウム合金のホイールのあいだに入り、腰と肩は深いシートでしっかりとホールドされる。両手は定位置に収まる。ギアがニュートラルに入っていることを確認して、クラッチペダルを踏む──予想より好感の持てる軽さである──そしてキーを回し、赤いスターターボタンの保護カバーを開ける。深呼吸をしてボタンを押すと、スロットルの軽い振動を通じてF1が咆哮を上げて目覚めるのがわかる。

5
●HODINKEE MAGAZINE Japan Edition Vol.5 別冊付録 CARTIER Edition THE WATCHMAKER OF SHAPE

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