AXIS(アクシス)Vol.220目次-バックナンバー

TOP > AXIS(アクシス) > バックナンバー一覧 > Vol.220

AXIS(アクシス)
Vol.220
在庫あり
¥1800
[ 購入する ]


■目次■
特集<
UP NEXT
これからのデザインを担う、世界の若き才能

メディアの役割のひとつに、新しい才能を発掘し、育成・支援していくことが挙げられます。活力ある豊かで多様な未来を創造するエネルギー、若く新しい才能を後押しすることは、多様性と革新性のあるデザイン文化を育んでいくことに他なりません。歴史を振り返ると世情が不穏だったり、経済的に不遇だったりする環境下に、新しい才能が誕生することが多いように思えます。コロナが世界を覆った約3年。発表や交流の機会が激減する一方で、高まったのは、新しい才能への渇望ではないでしょうか。
世界を取り巻くさまざまな課題や状況を創造の源泉に取り込み、社会に新たな可能性を提示する。しかも、それぞれに違ったスタイルで。もしそこに共通項を見出すとすれば、「若い世代らしい時代感覚を持ち、さまざまな変化に貪欲に向き合っている」ことでしょう。35歳以下で、世界を舞台に活動する12組の海外デザイナーを取り上げます。

ルーツを紐解く文化人類学的デザイン――シモン・バレン・ボテロ
科学的な思考と詩的秩序を共存させる新時代のミニマリスト――マリオ・サイ
鮮やかな色彩とエンパシーで人の心をポジティブに――インカ・イロリ
ニュートラルなフォルムと多彩な色を、自らの手で――ラスムス・パルムグレン
「尊厳」から価値を引き出す活動家――ラニ・アデオイェ
素材という「不思議」を探り、紐解き、未来をつなぐ――シャハール・リヴネ
シビアな社会課題に着目し、「楽しみ」とともに思索を広げる――クリーム・オン・クローム
新たなビジネスを案出する新時代のアントレプレナー――ニック・ラウ
エンパシー力を重視し、多様な領域でデザインを熟考する――チュウカイ・リー
歴史に埋もれたアーカイブから未来の街を創造する――スマイヤ・ヴァリー
変容し転換する建築を実験する建築事務所――エキーポ・デ・アーキテクトゥーラ
物語を都市の構想へとつなげ、ドローイングで建築のおとぎ話を語る――フレイヤ・ホウ

insight

神奈川県立図書館本館の家具をデザインするということ
日本のモダニズム建築の旗手、前川國男が設計し、椅子のデザインを水之江忠臣が手がけた横浜の神奈川県立図書館に、2022年9月1日、新しい本館が誕生しました。その家具計画を担ったのはE&Yの松澤 剛、家具デザインを中坊壮介と二俣公一。空間ならではの家具を追求した結果、もたらされるものとは? 3人の言葉から探ります。

北欧に根づくスタートアップエコシステム、「バーベキュー」から生まれる新興企業たち
スカイプやスポティファイなど、多くのITスタートアップを生み出してきた北欧。その勢いは今、さらに加速しています。背景にあるのは、シリコンバレーなどとは異なる独自のスタートアップエコシステムのデザイン。「バーベキュー」の名を冠したユニークなイベント「テックバーベキュー」 をデンマークで取材しました。

もしも、富士通と富士フイルムのデザインセンター長が入れ替わったら?
富士通デザインセンターが2022年9月に実施した「CDO JAM」は、企業のデザインの責任者であるCDO(チーフデザインオフィサー)同士が、数時間ポジションを交換するという試みです。栄えある1回目のゲストCDOは、年々評価を高め存在感を増す、富士フイルムデザインセンター長の堀切和久。そこで、どんなやり取りがあったのか? そのとき、ふたりは何を考えていたのでしょうか? 当日の模様をレポートしました。

連載

Close-Up
トリプル・フォリー

LEADERS
マウロ・ポルチーニ(プシコ シニアバイスプレジデント兼チーフデザインオフィサー)
見知らぬ他人が持つ、優しさ、親切さ、ぬくもり……。殺伐とした世界のなかで、真に社会のためとなる価値を生み出すために人は何を大切にすべきなのでしょうか。3Mのグロバールデザイン責任者を経て、2012年から食品・飲料大手、ペプシコのチーフデザインオフィサー(CDO)を務めるマウロ・ポルチーニは、近著のなかでそのヒントを記します。「ハピネスをデザインする」という目標に想いを寄せる氏に話をうかがいました。

Sci Tech File
微生物が教えてくれる地球のための発酵テクノロジー
発酵と言えば日本酒やワインや味噌や醤油などを思い浮かべるでしょうが、微生物の働きで美味しいものをつくるだけが発酵ではありません。微生物の多様な生命現象のなかでつくられるさまざまな物質がどうやって合成されていくのかを遺伝子レベルから研究して、そのなかから医薬品や樹脂など有益なものになる可能性のある物質を見つけ出す。それも発酵の研究です。120年以上の歴史のある東京大学大学院農学生命科学研究科醗酵学研究室の大西康夫教授を訪ね、微生物研究の最前線の話をうかがいました。

TAKT PROJECTの東北考
「心象」をスケッチする

&DESIGN
インテリア(土田貴宏)、フード(君島佐和子)、ビジネス(長谷川敦士)、アート(太田睦子)

クリエイターズナビ
横川知宏、ブリック、太田 翔、大地千登勢、ボールド建築スタジオ

AXIS(アクシス)
Vol.220
在庫あり
¥1800
[ 購入する ]


AXIS(アクシス)
バックナンバー一覧
▲ページTOP▲


友達に教える

お問合わせ

TOPへ

(C)2024雑誌通販のWEB雑誌屋ドットコム