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建設機械
2023年10月号
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■目次■
特集:建設現場のカーボンニュートラル
■建物に関わる全てのCO2排出量を算定
/東急建設㈱ 加藤晃敏
近年、建物の施工時に発生するCO2排出量だけではなく、その前段階の建築資材の製造時や建物運用時に発生するCO2量も合わせて求められる。当社では「トータルCO2排出量」という考え方を提案し、先に示す三つのCO2排出量を一目で分かるように、1枚のシートにまとめて提供する取り組みを始めている。
■近畿地方整備局の建設現場における脱炭素化に向けた取り組み
/国土交通省 井上貴嗣・他
本稿では、モデル工事に活用した高炉スラグ微粉末をセメントの置換率55%以上とした低炭素型コンクリートブロックの製造状況や課題などについて紹介する。
■残コン処理システムの開発
/鹿島建設㈱ 坂根英之・他
「残コン処理システム」は、既存の濁水処理設備に簡易な前処理設備を追加することにより、CO2を吸収・固定して中和された脱水ケーキとpHと濁度を下げて放流可能な処理水にするものである。本システムのさらなる機能向上を図り、システムを改良したので紹介する。
■カーボンニュートラル社会の実現に向けたコンクリート技術
/㈱大林組 田中寛人・他
当社は、一般的なコンクリートに比べて、CO2排出量を最大80%程度低減できる「クリーンクリートⓇ」と、カーボンネガティブを達成できる「クリーンクリートNⓇ」を開発している。本稿では、これらの適用事例について紹介する。
■「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)」の普及拡大
/積水ハウス㈱ 野口悟志
脱炭素社会の実現にむけて、当社では戸建住宅や賃貸集合住宅のZEH推進、既存住宅の省エネ化リフォームなどの業界を先導する取り組みを行っている。
■ライフサイクルCO2ゼロに向けて描く設計図
/㈱竹中工務店 林健太郎………………………………… 27
当社グループの新たなCO2排出量削減目標の達成に向けて、建設工事現場における削減活動を本格化した。建物LCCO2ゼロを実現するために、サプライチェーンでの協力を加速させていく。
■環境への取り組み
/三井住友建設㈱ 大山信一
本稿では、当社の環境への取り組みについて、サステナビリティ推進の体制と枠組み、環境方針“Green Challenge2030”、2050年カーボンニュートラルに向けたロードマップを紹介する。さらに、生物多様性、脱炭素に向けた取り組み事例を紹介する。

技術資料
■大深度リアルタイム先端位置計測システム
/安藤ハザマ 足立有史・他
深層混合処理工法を対象に、施工中リアルタイムかつ高精度に攪拌翼の先端位置を計測可能な、大深度先端計測システムを開発した。大深度地盤改良施工における品質、出来形不良リスクの低減を目的としている。本稿ではシステムの特徴および実施工へ適用事例について紹介する。
■コンパクトさを継承した新世代16t吊りラフテレーンクレーン
/㈱タダノ 有馬邦裕
住宅街や都市部の建設現場へ自走して向かうラフテレーンクレーンは狭所進入性が重要である。本稿では、車体のコンパクトさは前モデルそのままに、最新技術を盛り込んだ新型16t吊りラフテレーンクレーンの特徴を紹介する。
■MR技術を活用した施工現場における生産性向上に関する取り組み
/小柳建設㈱ 中靜真吾
当社は近年成長著しいMR(複合現実)技術を用いて、BIM/CIMデータを現場で活用するシステムの開発に取り組んでいる。本稿では、国土交通省北陸地方整備局発注の工事にて実施された、各建設生産プロセスにおけるMR技術の取り組みについて紹介する。
■下水道シールドの上部に近接した線路下横断構造物の非開削施工
/鉄建建設㈱ 山田宣彦・他
本工事は、既設の下水道シールドと近接しており、一般的な箱型のボックスカルバートを構築することが困難であった。構造物の断面形状を変更するとともに、線路脇に施工する立坑の計画を見直すことで解決を図った。本稿では、特殊な断面形状の線路下横断構造物に対応するための検討、施工計画および施工実績について紹介する。
■ポリウレア樹脂を用いたコンクリート構造物の機能保持・向上技術
/清水建設㈱ 久保昌史
タフネスコート工法はコンクリート構造物に対して四つの機能(効果)、剥落防止、貯水性確保、耐久性向上および耐衝撃性向上を付与する技術である。技術の普及に伴い視認性へのニーズが大きくなり開発に取り組んだ。
■耐火被覆吹付ロボット
/清水建設㈱ 横井秀平
当社は耐火被覆吹付作業の効率化、作業負荷の低減、人員不足への対策を目的に、6軸ロボットアームを駆使して被覆材を鉄骨梁に万べんなく吹き付ける耐火被覆吹付ロボット「Robo-Spray」を開発した。本稿では、そのプロトタイプ機について概要を紹介する。

話題の工法
■非開削トンネル構築技術「角形エレメント推進工法」の施工実績
/戸田建設 田中宏典・他
新綱島駅は地下駅であり、全長のうち日吉側34.5mは非開削工法を選定している。非開削区間はホームを設置するために大断面が必要となる。当該箇所の地層は全体が強固な上総層となっており、また、地上部は堅牢な建物が密集して利用に制限があることから、既存の角形鋼管推進工法を改良した「さくさくJAWS工法(Joint All Water Shutting)」を採用し

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