クリーンテクノロジー

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■インフォメーション■
本誌は、発展と応用分野の拡張の時代にあるクリーンテクノロジーの総合専門誌です。毎号、クリーンテクノロジーの最新情報を、その研究・調査・企画設計から建設・維持・メンテナンスにいたるまで、ソフトとハードの両面にわたって、実際に役立つかたちで皆様にお届けしてまいります。
[出版社]日本工業出版
[発刊日]2018/05/05
[発売日]毎月5日
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■特集:微生物制御を推める技術2
○細菌をリアルタイムに計数するシステム(生物粒子計数器)の開発/リオン㈱/関本一真
我々は製造工程の水をインラインでリアルタイムに微生物汚染リスクの上昇を検知(スクリーニング)する事が可能な生物粒子計数システムを開発した。本稿では、生物粒子計数システムの概要および測定原理、細菌検出性能を中心に紹介する。

○給食調理施設の衛生管理/名古屋学芸大学/岸本 満
給食調理ではHACCP、PRPs、教育訓練をバランスよく行い包括的、総合的な衛生管理システムを構築しなければならない。衛生管理の要点を調理工程ごとに紹介したが、従事者の力量が最も重要な要素でありマネジメント力やコミュニケーション力も伸ばすカリキュラムが重要である。

○浴室のカビ汚染実態および制御/ライオン㈱/山岸 弘
浴室の主要汚染カビは黒色のカビであるが、肉眼では見えないカビ汚染も存在する。天井のカビはその一例であり、胞子形成率が高いため浴室全体のカビ汚染の原因になっている。本稿では、対処しにくい天井のカビ、さらには浴室全体に見えずに潜んでいるカビへの効果的且つ持続的な対策となる銀系抗菌剤に付着滞留性を付与する技術と実場面での効果について紹介する。

○有害微生物の基礎知識:カビ/(公社)大阪食品衛生協会/久米田裕子
カビは、人の住む室内環境やモノを製造する工場内環境では、その旺盛な生命力ゆえに数々の悪影響を及ぼすことが知られている。本稿では、カビ発生の防止対策を立てる上で必要と考えられる、カビの一般的な性質や発育条件を紹介する。

○衛生的な食品製造現場を支える建築・設備技術と見落としがちな盲点/中央設備エンジニアリング㈱/野々村和英
本稿では、微生物そのものの制御や空調技術以前に考えるべき建築・設備の考え方について、エンジニアリング会社の施設設計者の視点でいくつかの例を以って紹介する。

○カビとアレルギー疾患/(独)国立病院機構相模原病院/福冨友馬
多くの種類の真菌(カビ)がヒトのアレルギー疾患に関わっており、真菌の種類によってどのようなアレルギー疾患に、どのように関わってくるかが大きく異なっている。本稿では、真菌に対するアレルギーとその対応について重要な真菌種の情報を軸に紹介し、今後の展開についての礎としたい。

○食品検査における非培養微生物検査法の課題/東京農工大学/斉藤美佳子・松岡英明
本稿では、国際動向を視野に入れた我が国の活動状況とそれを背景にした非培養法の装置やバリデーションの現状、および今後重要性を増すと思われる生菌標準物質の開発状況などについて概説することで、非培養微生物検査法の課題を浮き彫りにした。

■解説
○無害で安全な殺菌洗浄剤オゾンガスフリーのオゾン水/工学院大学/岡田文雄
オゾン水製造装置から排出されるオゾンガスの問題が社会的問題になっている。オゾン水製造装置は、殺菌力が不十分なオゾン水しか製造できず、使い方によっては利用者の健康に悪影響を及ぼす可能性がある。我々はオゾンガスを発生しないオゾン水製造装置の研究開発を続けてきた。本稿では、その成果を紹介する。

○機能水をめぐる動向/(一財)機能水研究振興財団/堀田国元
1987年に強酸性電解水が誕生してから30年、そして次亜塩素酸水という名称で食品添加物に指定されてから15年が経過した。本稿では、強酸性電解水や次亜塩素酸水に関連する研究や業界活動、行政動向を大局的に振り返るとともに、最近の重要な動向として次亜塩素酸水生成装置に関する自主基準の確立からJIS規格の制定(2017年10月)までの経緯と内容を紹介し、今後を展望する。

○新しい塩素系除菌剤の特長と安全性/㈱ピーズガード/沖原正宜
従来の塩素系の問題点、新しい塩素系の特長、殺菌のメカニズムの概念、空間噴霧方式の可能性などについて言及することで、新しい塩素系除菌剤の特長と安全性を追求した。

○ベンチュリ管を用いた濁水処理技術/筑波大学/金子暁子・井上裕三・阿部 豊
ダム湖の懸濁の対策として凝集剤を用いた土粒子の強制沈降があり、凝集剤の高効率かつ簡便な微粒化および輸送技術の確立が求められている。ベンチュリ管式微細気泡生成装置を用いた凝集剤の微粒化および輸送技術の開発を行った。

○ファインバブルの産業利用/高知工業高等専門学校/西内悠祐・多田佳織
洗浄という分野に着目しファインバブル水のどのような特徴によって効果が期待できるのか、実際の現場での利用も含め紹介する。

○製造設備におけるUPSの最新技術動向/東芝三菱電機産業システム㈱/森 治義
生産効率向上のため、停電・瞬低対策範囲が拡大しており、これに伴って増大するUPSの損失を低減することが重要になってきている。本稿では、製造ラインに用いられる大容量の停電・瞬低対策用UPSについて、大容量化・高効率化の最新技術動向を紹介する。

■連載
○わかりやすく学べるクリーンルームの基礎と汚染対策 第59回/新日本空調㈱/水谷 旬

■研究室紹介
○東京医科歯科大学生体材料工学研究所センサ医工学分野三林研究室/東京医科歯科大学/荒川貴博・三林浩二

○神奈川工科大学創造工学部自動車システム開発工学科石綿研究室/神奈川工科大学/石綿良三
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