月刊Gift PREMIUM8月号目次-バックナンバー
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月刊Gift PREMIUM
8月号
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■目次■
~~今月の表紙~~
ロコモを予防するためのトレーニングサポートアイテム:ロコトレキューブ 「ロコモ先生」
株式会社デザインファクトリー
株式会社デザインファクトリーは、近年、熱中症計などのヘルスケア関連の商品の企画・開発に注力している。同社はロコモティブシンドローム予防のためのグッズ「ロコモ先生」を新発売する。
「ロコモ先生」は、ロコモティブシンドローム(略称:ロコモ)を予防するための4つの基本的な運動方法を声でわかりやすく教えてくれる製品。ロコモ予備軍とされる人たちに向けて効果的なトレーニングの普及活動をしている鈴木玲子先生(東北福祉大学 予防福祉健康増進推進室 特任准教授)の監修、佐々木信之先生(東北福祉大学 特任教授、佐々木整形外科麻酔科クリニック院長、ロコモアドバイスドクター)の協力と推薦のもとに開発された。
キューブの表面に印刷されている運動メニューの図柄(面)が上になるように置くと、自動的に音声とメロディがスタートし、トレーニング方法と運動のタイミングを知らせてくれる。そして、別の図柄(面)に置き換えると図柄に合わせて音声とメロディも切り替わる。
「ロコモ」とは、日本整形外科学会が2007年に提唱した新しい概念で、骨や関節、筋肉、神経など体の運動に関わる「運動器」の障害のために移動能力の低下をきたし、要介護になってしまったり、要介護になる危険性が高い状態を指す。高齢化社会になり、日本では平均寿命が80歳を超えたが、一方で介護が社会問題化している。
「ロコモ先生」は簡単な操作とわかりやすい説明で、1日約7分の運動メニューで済むことから、場所を選ばず誰でも毎日続けることができる。高齢者はもちろん、中高年からの健康増進やロコモ予防のサポートに役立ててほしい製品。同社は今後、ロコモ予防の啓発活動も進めて行く予定。
■ロコトレキューブ 「ロコモ先生」 2,700円(税別)
株式会社デザインファクトリー
〒101-0032
東京都千代田区岩本町3-5-12
TEL 03(5821)3236
FAX 03(5821)3235
e-mail df@hiromori.co.jp
URL https://www.designfactory.co.jp/
~~今月の目次~~
●特集「干支・カレンダー・ダイアリー・縁起物・年末年始用品」
安定した人気の干支・縁起物。カレンダー・ダイアリーはデザインや機能で差別化が進む
●婚礼
・婚礼新潮流 今どきの引出物事情 結婚式の新しい動きの中で
自分達らしさを求めて多様化する式の形態や商品内容
・ブライダルデータ1
2014年のブライダル関連市場規模は前年比99.8%の2兆6000億円を予測
・ブライダルデータ2
結婚式・披露宴で実際に支払った金額、第1位は「300~350万円未満」
・ケーススタディ
人口減少、挙式減少、ビジター減少の街で、宿泊客を増やしたホテル
柳井グランドホテル 松前敏健社長
「参列者の心に深く残る結婚式を提案したい」
●販促
・日本プロモーショナル・マーケティング協会総会
新理事長に松原靖広氏(電通テック社長)を選任
成熟化した消費環境の中にあって『攻めのプロモーション』を展開
・インタビュー Webの“解決策(=ソリューション)をデザインする”
一般社団法人 日本Webソリューションデザイン協会の新会長に就任
掛田憲吾氏
・PIショーテーマ「ソーシャルメディア」関連情報
活用目的・用途では「商品や催物の紹介、宣伝」が65.7%と最多
・今月のプレミアムキャンペーンの裏側&プレミアムキャンペーン事例集
●好評連載!ギフトECサイトの処方箋~WEBギフト販売テクニック&トレンド紹介~
第18回 ネットショップ運営で使える!分析ツール5選
清水正樹氏 ㈱エンファクトリー執行役員 副社長
●企業
・ギフコ2015方針説明会
事業方針と来年版カタログ製作、重要クライアントとの協業について発表
・社長インタビュー①
リピーターを増やす秘訣、品質とスピードは大前提。取引先も儲かる商売をする
㈱三和 代表取締役社長 施盛大氏
・社長インタビュー②
商品開発の秘訣、潜在ニーズに気付くことからスタートする“Think Again!”
㈱カンミ堂 代表取締役社長 末永卓氏
・コラム 追及された独立行政法人のゆるキャラ
・文化遺産「和食」無形文化遺産の認知度広がる
ギフトや贈答の文化や精神と重なる部分も大
●冠婚葬祭・季節商品
・出産内祝調査 購入先は百貨店45%。続いてギフト専門店28%。ネット通販も20%
・仏事
葬式に関する意識調査 形式的な葬式よりその人らしい葬式へ
・季節商品
ヒット商品探索 ギフトとしても注目される真夏のにおい対策用商品
●ショー
・ビジネスガイド社主催展示会のお知らせ
~~今月の特集~~
●特集「干支・カレンダー・ダイアリー・縁起物・年末年始用品」
年末年始は、一年の中でも様々なギフトが動くチャンスである。中でも干支関連、カレンダー、ダイアリー、縁起物などの需要は、この時期に集中する傾向がある。
来年2015年は未年である。羊は食肉として、毛織物の素材として古今東西広く親しまれてきた身近な動物であり、キャラクター化しやすいことから干支のモチーフとしては扱いやすい動物である。
カレンダーは毎年のように祝日改正問題があるが、今年は比較的落ち着いている。トレンドとしては机上サイズが人気を集めたり、開運や雑学などの機能を持たせたものが人気を集めるなど、新しい動きも出てきている。
ダイアリーは自家消費が増加し、ギフトとしては減少傾向にある。しかし根強いファンも多く、一定の需要が期待されている。最近では手帳好きの女性の需要を掘り起こす動きもあるなど新しい動きも見られる。
縁起物は、ビジネスギフトとして使われる例が多く、開運や金運アップのギフトアイテムに人気が集まっている。
年末年始は普段お世話になっている企業への挨拶に伺う絶好のチャンスである。各メーカーとも年末年始にターゲットを絞った、ユニークでインパクトのある様々な新商品をこの時期に投入している。
今月の特集ではこうした「干支・カレンダー・ダイアリー・縁起物・年末年始用品」にスポットを当て、最新事情をそれぞれ紹介する。
●婚礼新潮流:今どきの引出物事情
結婚式の新しい動きの中で、自分達らしさを求めて多様化する式の形態や商品内容
結婚式の形態自体が変化してきている。背景には、家と家との結びつきから、個人と個人との結婚という大きな流れへの転換がある。
さらに、その意識を拡大した中に、自分達らしさの追求という共通の想いがある。自分達らしさとは、それぞれのカップルによって異なる。つまりは、それだけに結婚式に表現される形態は多様化している。
例えば、これまで新郎新婦の両親は影の存在で、ほとんど身を隠すようにしているのが通例だった。しかし、最近では、形式こそ様々だが、前面に登場する場合も増えてきているようだ。
席も後ろの方の目立たないところではなく、より前の方に座る場合も増えてきている。
根底にあるのは、新郎新婦の両親に対する“感謝”である。その気持ちがそのような形となって表れる。
同様に招待者に対する感謝もまた様々な形となって表現される。その最も端的な存在が引出物である。まさに引出物こそ、招待者への感謝を的確に表現できるということに新郎新婦も気づき出している。つまり、引出物はこれまでのしきたりの概念とはまったく異なって、感謝の産物として新たな存在意義のもとでとらえられようとしているのである。
これまでの引出物の概念と異なれば、当然その内容も異なるものになる。これまでの流れで、贈り分けという形が進んできたが、今後はそれがもっと細分化し、場合によっては招待者個々に対して、全て違ったものを贈るという、これまでの引出物の範疇をこえた、完全にプレゼントの思考で商品が選ばれる場合も出てくるだろう。
そういう場合に旧来のギフト業界は対応できるのだろうか。
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