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MOSTLY CLASSIC(モーストリー・クラシック)
219号
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■目次■
表紙 ドゥダメル、ティーレマン、ネルソンス、ペトレンコ

特集
変わる!
世界の指揮者地図

サイモン・ラトルの後任となるベルリン・フィルの次期首席指揮者兼芸術監督に急遽、バイエルン州立歌劇場音楽総監督のキリル・ペトレンコに決まった。5月11日の楽員選挙は延々11時間の議論をしても決まらなかったが、6月21日に2回目の楽員選挙が行われ、発表された。
ペトレンコは1972年、ロシア中部のオムスク生まれのユダヤ人。父はヴァイオリニスト。幼少よりピアノを学び、11歳で公開演奏会を開いた。90年、18歳のとき一家でオーストリアに移住。ウィーン国立音楽大学で学び、チョン・ミョンフン、エトベシュらに師事。2002~07年、ベルリン・コーミッシェ・オーパー音楽総監督を務めた。ペトレンコがベルリン・フィルの定期演奏会を指揮したのは3回だけだが、ベルリン・フィルは「これまでに指揮した際、愛称の良さを感じた。自信を持って決めた」と説明する。
来日経験はなく、音楽評論家の舩木篤也氏は今月号のモーストリー・クラシックで「昨年、バイロイト音楽祭で聴いた『ニーベルングの指環』には、舌を巻いた。ベルリン・フィルとの演奏会は12年の模様がデジタル・コンサートホールにアップされているが、彼は全身全霊で指揮をする」と評価している。
このほかでも世界のオーケストラの指揮者地図は大きく動いている。ラトルはロンドン響の音楽監督に。ヤンソンスが今年で退任したロイヤル・コンセルトヘボウ管は、2016年9月からガッティが首席指揮者に就任する。パリ管はヤルヴィの後釜にハーディングが納まった。またニューヨーク・フィルの音楽監督アラン・ギルバートは17年に退任、後任は決まっていない。大きく変動する世界の一流オーケストラのシェフたちの動き、評価などの最新情報をお読みください。
特集はこのほかに、◎ベルリンの指揮者地図◎イギリスの指揮者地図◎ジャイーとスカラ座の行方◎海外の若手注目指揮者◎現代の指揮者の師弟関係◎コンクールから出た指揮者たち◎大巨匠たちの現在、など。

◎BIGが語る
パーヴォ・ヤルヴィ 指揮
世界的な指揮者、パーヴォ・ヤルヴィが9月にNHK交響楽団の首席指揮者に就任する。ヤルヴィは一時期、アメリカのシンンシナティ響、ドイツのフランクフルト放送響、パリ管、ドイツ・カンマーフィルと4つのオーケストラの音楽監督を務めた売れっ子。N響とはすでに2月に共演、リヒャルト・シュトラウスの録音プロジェクトも進んでいる。「N響はもともと演奏レベルが高いのですが、今回共演して、まだまだ高い潜在能力を持っていることも分かったので、今後の共演、録音が楽しみです」と話している。

◎アフィニス夏の音楽祭2015
世界と日本のオーケストラ・プレイヤーが集まり、一緒にセミナーやコンサートなどに取り組む「アフィニス夏の音楽祭2015広島」が、8月17日から25日まで、広島市のJMSアステールプラザで開催される。ライプチヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のコンサートマスター、ヘンリック・ホッホシルトら13人の招聘演奏家と日本のオーケストラ団員47人が参加。モーツァルトの弦楽5重奏曲やチャイコフスキーの交響曲第5番などを演奏する。

このほか
◎小山実稚恵の「ピアノと私」
◎青島広志の「ブルー・アイランド版音楽辞典」
◎外山雄三の「オーケストラと暮らして60年」
◎宮本文昭の気軽に話そう ゲスト チェロ 辻本玲
◎マンスリー・ベルリン・フィル
◎中丸美繪の「小澤征爾異聞」
など、おもしろい連載、記事が満載です。

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