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MOSTLY CLASSIC(モーストリー・クラシック)
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■目次■
表紙 ドレスデン・シュターツカペレを指揮するティーレマン

特集
2016注目の来日オーケストラ&指揮者

今年は、海外の一流オーケストラが次々と来日、日本のクラシック・ファンの耳を楽しませてくれる。すでに1月にはムーティが指揮するシカゴ響、2月はバレンボイムが首席指揮者を務めるベルリン・シュターツカペレとブルックナー・チクルスを行ったことが大きな話題となった。
今春の最大の話題はラトルとベルリン・フィルのベートーヴェン・チクルス。5月11日から15日にかけ、サントリーホールで行われる。首席指揮者兼芸術監督のラトルは2018年でベルリン・フィルを去ることが決まっている。今回がラトル、ベルリン・フィルの組み合わせの最後の来日となるかもしれない。一方、ラトルは17年からロンドン響の音楽監督に就任する。すでに両者の密な関係は始まっており、その活動についても特集の中で触れている。
秋にはベルリン・フィルのライバル、ウィーン・フィルがメータと来日(10月)。11月にはヤンソンス指揮バイエルン放送響、ティーレマン指揮ドレスデン・シュターツカペレが楽しみ。ドレスデン・シュターツカペレは、レジデント・オーケストラを務めるザルツブルク・イースター音楽祭の引っ越し公演という形で、ワーグナーの「ラインの黄金」を上演。「ティーレマンが最も得意とするワーグナー作品を指揮し、名だたるワーグナー歌手が顔をそろえる上演はワグネリアンならずとも必見のものになるだろう」と音楽評論家の岡本稔氏。
日本のオーケストラにも多くの外国人指揮者が客演する。東京フィルにはバッティストーニとチョン・ミョンフン、東京響はウルバンスキやルスティオーニ、N響はデュトワやパーヴォの父ネーメ・ヤルヴィ、東京都響はインバルなど多彩な指揮者陣を迎える。
このほか、特集は◎ブロムシュテット&バンベルク響◎テミルカーノフ&サンクトペテルブルク・フィル◎クリスティ&レザール・フロリサン◎ネゼ=セガン&フィラデルフィア管◎ハーディング&パリ管、などを取り上げている。

◎BIGが語る ネヴィル・マリナー 指揮
イギリスの名指揮者サー・ネヴィル・マリナーが手兵アカデミー室内管弦楽団(アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールド)とともに来日公演を行う。1953年、マリナーが教会の合奏団として創設した。その経緯をマリナーは「音楽を突き詰めて没頭したいメンバーたちが私の自宅に集まったのが始まりで、当時の商業主義のムードに対向したかったのです」と話す。古典派から現代音楽まで幅広いレパートリーと、膨大な録音がある。今回で両者の組み合わせでの来日公演は最後になる。4月7日は大阪のフェスティバルホール、9日に東京オペラシティで、ベートーヴェン「交響曲第7番」、プロコフィエフ「交響曲第1番 古典交響曲」などを演奏する。

◎指揮者ニコラウス・アーノンクール追悼
マエストロ、ニコラウス・アーノンクールが3月5日、オーストリアで亡くなった。86歳だった。昨年12月5日、86歳の誕生日の前日、体力の限界を理由に引退を表明していた。ウィーン交響楽団のチェロ奏者としてキャリアを始め、1953年、古楽器のオーケストラ、ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスを結成。古楽の復興を推進した。モーストリー・クラシックはドイツ文学者の許光俊氏の追悼文を掲載、音楽評論家の諸石幸生氏は連載「歴史的名盤とオーディオ」の中で追悼の意を表している。

このほか
◎青島広志の「ブルー・アイランド版音楽辞典」
◎外山雄三の「オーケストラと暮らして60年」
◎小山実稚恵の「ピアノと私」
◎宮本文昭の気軽に話そう ゲスト 池松宏 コントラバス
など、おもしろい連載、記事が満載です。

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