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明治聖徳記念学会紀要
第47号
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■目次■
【巻頭言】
教育勅語の御渙発百二十年を記念して〔阪本是丸〕

【論文】

聖喩記より拜す大御心〔鎌田純一〕
教育に於ける道德と宗教―二者の辨別は必須にして且つ可能なるか―〔小堀桂一郎〕
東宮「倫理」担当杉浦重剛の「教育勅語」御進講〔所功〕
教育勅語の徳目「忠孝」をめぐる教育史的流布説の再考察〔長江弘晃〕
キリスト者唯一の教育勅語衍義書〔三宅守常〕


日本教育史学の成立と国学
―日本教育史略、文芸類纂、古事類苑、日本教育史の関係―〔高橋陽一〕
昭和初期文部省思想行政と神道界〔長友安隆〕
国民学校における「敬神崇祖」教育―教育審議会の解釈に着目して―〔井上兼一〕
教育基本法と教育勅語―教育学界の動きと連動して―〔杉原誠四郎〕
教育問題と神社神道の立場―「『神道指令』症候群」の脱却に向けて―〔鈴木斎彦〕


禊教備前開教者伊藤祐像とその一門―教派神道成立前後の神道講社―〔荻原稔〕
神道系「三条教則」衍義書考
―明治五・六年における神官教導職の衍義書を中心に―〔戸浪裕之〕
神道教育研究における近代石門心学の位置づけ
―天地開闢解釈と皇室との関連―〔中道豪一〕


「明治天皇紀」の叙述をめぐる問題について
―日清戦争開戦時の宣戦奉告問題を事例として―〔堀口修〕
明治維新期の鎮魂祭〔山口剛史〕
明治期における香取神宮の祭祀改変について〔吉野亨〕
附祭・御雇祭の展開に関する序論
―江戸・神田祭に焦点を当てて―〔岸川雅範〕

【シンポジウム】
近代日本の教育と伝統文化
〔安蘇谷正彦・天野郁夫・齊藤智朗・藤田大誠・高橋陽一・三宅守常・阪本是丸〕

【講演】
明治皇室典範制定の意義―律令制から立憲制へ―〔島善高〕
今求められる伝統・文化教育―社会科教育の立場から―〔安野功〕

【史料紹介】
大國隆正著『音図神解』の翻刻と紹介〔上西亘〕

【随想】
林原美術館所蔵岡山藩学校署遍本紙と現代の学校教育〔内池英樹〕


【書評】
藤本頼生著『神道と社会事業の近代史』〔畔上直樹〕

【紹介】〔企画・編集委員会〕
國學院大學研究開発推進センター編『史料から見た神道』/小堀桂一郎著『なぜ日本人は神社にお參りするのか』/佐々木聖使著『天皇霊と皇位継承儀礼』/國學院大學研究開発推進センター編『霊魂・慰霊・顕彰』/皇學館大学編『日本人として。皇学』/島薗進著『国家神道と日本人』

【彙報】〔事務局〕
【あとがき】〔三宅守常〕

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