MOSTLY CLASSIC(モーストリー・クラシック)6月号目次-バックナンバー

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MOSTLY CLASSIC(モーストリー・クラシック)
6月号
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■目次■
2011.6月号
表紙 グスタフ・マーラー
特別付録 マーラーの魅力を聴くCD
特集 没後100年 マーラー演奏のすべて
昨年はマーラー生誕150年、今年は没後100年の記念年。わずか50年の生涯の中で、傑作の数々を残した。今日、世界中のオーケストラがマーラーをレパートリーにしており、まさに「私の時代が来る!」という予言は的中した。マーラーの作品が世界中で聴かれるようになった理由は、ワルター、クレンペラー、バーンスタイン、ショルティー、テンシュテット、アバド、小沢征爾、シノーポリら「マーラー指揮者」たちの存在が大きい。マーラーはユダヤ人。ナチスに支配されたドイツやオーストリアでは演奏は禁止され、演奏の伝統は途絶えた。先に挙げた指揮者らが戦後、演奏に努め復権していった。マーラーの人気をヨーロッパ文化史研究の小宮正安氏は「自己の内面をこれほどまでにさらけ出しつつ、聴き手をその渦中に巻き込んでゆく音楽。しかも単純なハッピーエンドに終わらない、深く考え込ませる結末。それすらも超越した形而上的カタルシスが待っている」と分析している。
他の内容は、◎ヤンソンスが語るコンセルトヘボウとマーラー◎マーラー指揮者ここが聴きどころ◎録音で辿るマーラー◎マーラー楽器トリビア◎日本でのマーラー受容史、などです。

BIGが語る
田中信昭 合唱指揮
東京混声合唱団の指揮を55年続けている。1956年、東京芸大の卒業と同時に、声楽科の有志と日本初のプロ合唱団を結成した。団員全員が組合員で、組合員の選挙で理事を選び、団を運営する企業組合というユニークな組織。「ただ続けているだけではだめ。自分の可能性を広げるためにいつも新たな展開を自分の中で探すこと。それが生きるということだと思います」と話す。

NONFICTION
海老原光 指揮
鹿児島のラ・サール中学・高校を卒業し、東京芸大楽理科に進学。指揮の道に進むことを決めたのは大学院時代の28歳のとき。歩みは遅いが、現在、東京シティ・フィルのアソシエイト・コンダクターを務め、才能を花咲かせるために修業中の身だ。「オーケストラが自然と向かう流れに少しだけ堰を作るんです。流れを変えることから生まれる力のベクトルが音楽に力を与える」という。

このほか
◯新連載 諸石幸生の「歴史的名盤とオーディオ」
◯「ヴィルフリート・和樹・ヘーデンボルグのウィーン・フィル便り」
◯宇野功芳の「これを聴かずにクラシックを語るな!」
◯外山雄三の「オーケストラと暮らして60年」
◯宮本文昭の気軽に話そう ゲスト 井阪紘 カメラータ・トウキョウ会長
◯横溝亮一の「音楽千夜一夜」 アシュケナージ&バレンボイム
など好評連載が満載です。

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