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月刊Gift PREMIUM
5月号
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■目次■
■ 記事詳細

【東日本大震災復興祈念特集】
がんばろう日本!需要高まる防災ギフトと省エネ関連ギフト
3月11日、宮城県沖を震源として発生した東北地方太平洋沖地震は「東日本大震災」を引き起こし、今なお日本に深刻なダメージを与え続けている。
本震はマグニチュード9.0と日本の地震観測史上最大級のものであり、地震直後に発生した津波は多くの人々の財産や命を一瞬にして奪ってしまった。また地震により被害を受けた東京電力福島第一発電所は、直後に事故が発生し、現在沈静に向かっているというものの周辺地域に放射能を放出し続けている。
原子力発電所が停止してしまったことを受け、首都圏では深刻な電力不足に見舞われた。日本国内では前代未聞の計画停電は、国民の努力により今のところ中止されているものの、夏の電力不足は避けられないものと考えられていることから、より一層の省電力の必要性が叫ばれている。こうした状況の中、ギフトは何ができるのであろうか。本誌では、国内に未曾有の被害を与え続けている東日本大震災からの復興を祈念し、防災ギフトと今後重要になってくると思われる省エネ関連ギフトにスポットを当て、地震発生からのギフトの現状と今後を紹介している。


【第43回インターナショナルプレミアム・インセンティブショー】
「がんばろう日本、がんばろう東北」をスローガンのもと
販促ビジネスの活性化による 日本経済の再生を願って
今回のテーマは「円高を活用し、デフレ経済に“打ち勝つ”販促戦略」というものであった。しかし実質的なテーマは、今回の東日本大震災を受けて「がんばろう日本、がんばろう東北」といった意味合いのものとなった。
実際に、今回のPIショーは、震災後、ビッグサイトで行われる初めての展示会となった。当初、ビッグサイトが、被災者を受け入れるということもあり、開催を危惧する声も一部にあったがそれは西館のみであるということが判明。
また、経済の様々な分野で自粛や計画停電によるマイナスの影響が大きく出てきており、日本経済そのものが萎縮する懸念もささやかれていた。そのため出展社や来場者の熱い声援を受けて、今回の開催に踏み切ったものである。
今回の展示会が販促ビジネスのみならず、日本の産業や経済の循環にいかに好影響を与えるかについては、開会式に参列した各来賓からも期待の声としてそれぞれ語られた。
また、芳賀久枝社長も開会の挨拶及び記者会見の席上、この展示会を開催するに当たって、様々な意見があったことを前提としながらも展示会ビジネスを主催する立場の企業の責務として開催に踏み切った経緯を述べた。
開会式では、東日本大震災で被災された方々に対して、全員で黙祷を行い、また、会場では義援金を募るコーナーも設けられた。

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