MOSTLY CLASSIC(モーストリー・クラシック)191号目次-バックナンバー

TOP > MOSTLY CLASSIC(モーストリー・クラシック) > バックナンバー一覧 > 191号

MOSTLY CLASSIC(モーストリー・クラシック)
191号
在庫あり
¥1047
[ 購入する ]


■目次■
表紙 ジュゼッペ・ヴェルディ、ジャコモ・プッチーニ
特集タイトル
イタ・オペの2大巨頭 ヴェルディ&プッチーニ

今年はヴェルディ生誕200年の記念年。世界中の音楽界はヴェルディのオペラ上演が続く。日本ではイタリアから3つの名門劇場が引っ越し公演を行う。4月はフェニーチェ歌劇場がヴェルディの「オテロ」を上演、9月にミラノ・スカラ座がヴェルディの「リゴレット」と「ファルスタッフ」、11月のトリノ王立歌劇場はヴェルディの「仮面舞踏会」とプッチーニの「トスカ」、さらにヴェルディの「レクイエム」を公演する。ヴェルディは1813年生まれ、プッチーニは1858年生まれ。現在も上演され続ける傑作の数々を残した2人だが、生きた時代が違えば、作風や求めた声も異なる。昨年11月、新国立劇場の「トスカ」のタイトルロールを歌い、トリノ王立歌劇場でも来日するソプラノ、ノルマ・ファンティーニは、それぞれの作曲家のオペラの女性像について「ヴェルディの登場人物は、地に足を着け、終幕まで一貫しています。たとえばアイーダは最後まで気高いお姫さまの精神を貫きます。一方、プッチーニの登場人物は3時間の中で変化していきます。トスカがそうです」と話している。
他の特集の主な内容は、◎ドナルド・キーン「オペラの喜び、いま・むかし」◎ヴェルディ作品と名盤◎プッチーニ作品と名盤◎ヴェルディとプッチーニに求められる歌唱◎ヴェルディ歌手、ドミンゴ、パヴァロッティ、フレーニ◎イタリア・オペラの指揮者の時代を切り開いたトスカニーニ、アバド、ムーティ、などです。

BIGが語る
クラウス・フローリアン・フォークト テノール
いまワーグナーのオペラになくてはならない、世界中でひっぱりだこのヘルデン(英雄的)・テノール。ドイツ・ハイデルベルク生まれ。はじめハンブルク・フィルのホルン奏者として活躍した。歌手に転向後は、ザクセン州立歌劇場などと契約、2003年からフリーに。「ローエングリン」や「パルジファル」のタイトルロール、「マイスタージンガー」のワルターなどで美しい声を聞かせる。「ワーグナー作品の役柄というものは、声が大きければ良いというものではなく、むしろ、ダイナミクスや幅広さが求められることが多いのです」と話す。

NONFICTION
宮田大 チェロ
1986年生まれの気鋭の若手チェリスト。2009年、第9回ロストロポーヴィチ国際チェロコンクールで優勝した。2月5日、東京・銀座の王子ホールで「大ism」と題するコンサートを開いた。毎回、さまざまな趣向を凝らしており、今回は宮沢賢治の「セロ弾きのゴーシュ」をテーマに、バリトン歌手の晴雅彦を語り手に、ストーリー仕立てでバッハやベートーヴェンなどを演奏した。「自分の中に太い芯があって、その周りについているものを、その日によって変えて行く。“今”を感じながら弾くのです」と話した。

このほか
◯ヴィルフリート・和樹・ヘーデンボルグのウィーン・フィル便り
◯マンスリー・ベルリン・フィル
◯諸石幸生の「歴史的名盤とオーディオ」
◯宇野功芳の「これを聴かずにクラシックを語るな!」
◯外山雄三の「オーケストラと暮らして60年」
◯宮本文昭の気軽に話そう ゲスト 作曲 吉松隆
◯横溝亮一の「音楽千夜一夜」 ブーニン&ポゴレリチ
など特集や好評連載が満載です。

MOSTLY CLASSIC(モーストリー・クラシック)
191号
在庫あり
¥1047
[ 購入する ]


MOSTLY CLASSIC(モーストリー・クラシック)
バックナンバー一覧
▲ページTOP▲


友達に教える

お問合わせ

TOPへ

(C)2024雑誌通販のWEB雑誌屋ドットコム