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MOSTLY CLASSIC(モーストリー・クラシック)
193号
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■目次■
表紙 ストラヴィンスキー、ドビュッシー、ラヴェル

特集タイトル
最新格付け! 管弦楽曲ランキング

ストラヴィンスキーの「春の祭典」が圧倒的な1位――。モーストリー・クラシック6月号は、音楽評論家らへアンケートを行い、人気の管弦楽曲ランキングを集計した。2位はドビュッシーの「牧神の午後への前奏曲」、3位はリヒャルト・シュトラウスの「英雄の生涯」4位と5位はラヴェル。4位は「ダフニスとクロエ」、5位は「ラ・ヴァルス」と、なじみの作品が並ぶ。評論家の諸石幸生氏は、管弦楽曲を「オーケストラという音楽のためのもっとも贅沢な魔法の絨毯を、作曲者たちが自在かつ自由に扱いながら、自身のイメージする世界を描き出す、そんな作品の世界である」と定義ずる。形式にとらわれない管弦楽曲はあまたの名作を生み出した。
今年のウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートでスッペの「軽騎兵」序曲を久しぶりに聴いた人が多かったのではなかろうか。かつてはよく演奏された作品だった。音楽評論家の宇野功芳氏はこうした、「消えた名曲たち」をあげている。ドリーブのバレエ音楽「コッペリア」のワルツやバレエ曲「シルヴィア」、マリーの「金婚式」、ウェーバーの「舞踏への勧誘」、レハールの「金と銀」などだ。消えた理由の一つはSPからLPになり、そしてCDにと録音媒体が変化したこと。収録時間が飛躍的に伸びたが、管弦楽の小品は逆に録音されなくなってきている。宇野氏は「日本のオーケストラは乙にすましていないで、どんどんポピュラー・コンサートを開くべきだ。定期公演に組み込んでも良いと思うのだが。クラシック音楽ファンを増やす一助になること必定」と薦めている。
このほか特集は、◎ドイツ・オーストリアの管弦楽曲◎ジャンル別管弦楽曲・交響詩◎序曲・前奏曲◎トスカニーニの管弦楽曲◎チャイコフスキーの管弦楽曲◎管弦楽曲の名指揮者、などです。

NONFICTION
郷古廉(ごうこ・すなお)
最近、注目を集める若手ヴァイオリニスト。上岡敏之指揮日本フィルとブルッフのヴァイオリン協奏曲第1番を共演した。郷古は東日本大震災被災地の宮城県多賀城市出身。震災の日、留学先のウィーンから一時帰国していた。地震が来たときは練習をしていた。幸いにも家族や親戚は無事だった。「あれを経験しても何も変わらないという人はいないと思いますよ。それは東北の人間だけでなく、東京にいてもそうだと思う」と話した。

◎新連載 五嶋みどりの「学部長お願いします!」
日本を代表するヴァイオリニストの一人、五嶋みどりの連載がスタートした。彼女は南カリフォルニア大学ソーントン音楽学校弦楽学部の学部長を務めている。それでタイトルが「学部長お願いします!」。しかもハイフェッツ・チェアーという名ヴァイオリニストの名称を冠したポストを与えられている。みどり学部長の日々の奮闘ぶりを毎月エッセーでお伝えする。

このほか
◯ヴィルフリート・和樹・ヘーデンボルグのウィーン・フィル便り
◯マンスリー・ベルリン・フィル
◯諸石幸生の「歴史的名盤とオーディオ」
◯宇野功芳の「これを聴かずにクラシックを語るな!」
◯外山雄三の「オーケストラと暮らして60年」
◯宮本文昭の気軽に話そう ゲスト ヴァイオリン 前橋汀子
◯横溝亮一の「音楽千夜一夜」アンネ=ゾフィー・ムター&ザビーネ・マイヤー
など特集や好評連載が満載です。

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