月刊Gift PREMIUM8月号目次-バックナンバー

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月刊Gift PREMIUM
8月号
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■目次■
~~今月の表紙~~

株式会社浅川製作所:江戸の伝統工芸士とのコラボ商品が人気!

半世紀に渡り金属製のテーブルウェア商品を製造販売してきた㈱浅川製作所と、同じ葛飾区の区認定伝統工芸士で東京都優秀技能者知事賞(東京マイスター)を受賞した矢田幸蔵氏との異業種コラボレーション企画商品が誕生した。その名も「KATAGAMI METAL®」。
矢田幸蔵氏は人間国宝・小宮康孝氏や老舗呉服店、(株)竺仙へ型紙を納める名職人として活躍している。
型紙とは、着物染色用の丈夫な和紙に模様を彫りあげた型のこと。カタガミメタルは、この型紙をデータ化し金属にエッチング(金属腐食加工)で表現した商品だ。
商品は現在、二種類ある。普段使いで持ち歩きが出来て、部屋のインテリアとしても映える手鏡と、イヤリングや社章など大切な小物を入れられる宝物入れ。金属ならではの高級感とデザイン性の高さから、パーソナルユースやギフトとして男女を問わず人気がある。
商品サイズは、手鏡が175×80×5mm、重さは110グラム。宝物入れがφ53×30mmで重さは90グラム。手鏡と宝物入れともに光沢の銀色と黒色の二色、図柄も若干異なる五種類ずつをラインアップしている。
価格は手鏡が5,250(税込)、宝物入れが3,150円(税込)で、美しい桜の花びらの型紙模様の化粧箱付。
本体は浅川製作所の長野佐久工場で鋳造、その後、東京葛飾区で研磨・メッキと仕上げられて行く。模様のエッチングも同じ葛飾製。デザインから本体の完成まで同じ葛飾区の伝統工芸士と企業の、技とテクノロジーが融合した新しい試みの商品として、2012年10月に誕生した。

株式会社浅川製作所
住所 東京都葛飾区青戸7-1-22
電話 03(3838)2111
FAX 03(3838)2110
URL https://www.asakawa.co.jp/


~~今月の目次~~

●商品
・商品特集 干支・カレンダー・ダイアリー・縁起物・年末年始用品
2013→2014 年末年始を彩るおめでたいギフトの最新動向 跳ね馬のように景気よくジャンプ!

●販促
・女性向け販促は市場活性化の起爆剤として大きな期待が…“景気回復期”は女性向けセールスプロモーション戦略に注目!

・女性向け販促品・商品編
プレミアムインセンティブショー受賞商品に見る女性向け販促品の研究

・女性向け販促品・資料編
①働く女性の消費実態 独身・妻・母の生活状況や消費志向の違いは?
②主婦のスマートフォン利用実態とO2Oサービスのクーポン等利用動向

・「テーマはデジタルシフト。プロモーションのデジタル化をどう進めていくか」来年4月の消費税増税への対応も課題
(株)博報堂プロダクツ執行役員 境千春氏

・コラム 参議院選挙で人気の「うちわ」:「うちわ」として配ると公選法違反!?

・今月のプレミアムキャンペーンの裏側&プレミアムキャンペーン事例集

●新連載!
・ポイントプログラム業界別攻略法 by 南川一郎
第3回 携帯キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)のポイントプログラム

・好評連載!
ギフトECサイトの処方箋~WEBギフト販売テクニック&トレンド紹介~
第7回 引き出物はネットで売れるのか?
清水正樹氏 (株)オールアバウトエンファクトリー執行役員

・注目連載!
日本贈答文化協会顧問 矢島久道氏の『贈答文化こぼれ話』
第9回 「お客様に寄り添って考える」贈答アドバイザーの姿勢

●ギフトカタログ
・リンベル(株)
リニューアルを含めた新カタログの発行に意欲的に取り組む

●食品
・サザビーリーグが新業態店をオープン「AKOMEYA TOKYO(アコメヤ トウキョウ)」(東京・銀座)
「お米」と「食生活」を売る店

●仏事
・関心が深まる「家族葬」や注目される「手元供養」 (株)メモリアルアートの大野屋
大野屋テレホンセンター所長 川瀬由紀氏

●消費税
・消費税の転嫁対策特別措置法5つのポイント」 日本商工会議所

●ショー
・ビジネスガイド社主催展示会のお知らせ


~~今月の特集~~

● 年末年始は、一年の中でも様々なギフトが動くチャンスである。中でも干支関連、カレンダー、ダイアリー、縁起物などの需要は、この時期に集中する傾向がある。
来年2014年は午年である。馬は農耕や乗り物として古今東西広く親しまれてきた身近な動物であり、キャラクター化しやすいことから干支のモチーフとしては扱いやすい動物である。また神社などで祭事の際に使用される「神馬」など、縁起の良い動物としての側面もあることから、年末年始ギフトとして使いやすいと思われる。
カレンダーは毎年のように祝日改正問題があるが、今年は比較的落ち着いている。トレンドとしては机上サイズが人気を集めたり、ユニバーサルデザイン機能を付加したモデルが注目される(本文コラム参照)など、新しい動きも出てきている。
ダイアリーは自家消費が増加し、ギフトとしては減少傾向にある。しかし根強いファンも多く、一定の需要が期待されている。最近では手帳好きの女性の需要を掘り起こす動きもあるなど新しい動きも見られる。
縁起物は、ビジネスギフトとして使われる例が多く、開運や金運アップのギフトアイテムに人気が集まっている。
年末年始は普段お世話になっている企業への挨拶に伺う絶好のチャンスである。各メーカーとも年末年始にターゲットを絞った、ユニークでインパクトのある様々な新商品をこの時期に投入している。
今月の特集ではこうした「干支・カレンダー・ダイアリー・縁起物・年末年始用品」にスポットを当て、最新事情をそれぞれ紹介する。


●“景気回復期”は女性向けセールスプロモーション戦略に注目!
女性向け販促は市場活性化の起爆剤として大きな期待が


安倍晋三首相が「アベノミクスにおける“成長戦略の中核”は、女性の活躍である」と言明。女性の活躍とグローバル化が、日本の潜在成長率を高めていくと宣言している。女性の活躍はもちろんだが、それ以前からプロモーション市場では女性の購買パワーが注目されていた。女性の活躍は市場活性化の点からも好ましく、消費全般にさらなる良い影響を与えるのは間違いないだろう。
プロモーションの本筋である各社の女性向けブランドの開発もますます活発だ。
ヤマト(株)は、スティックのり「グルースティック」に新デザイン『ASN-8E』を追加ラインナップし、4月より出荷を始めた。
この商品は、女性向けデザインが好評のスティックのり。今回発売の『ASN-8E』は、定番の人気デザインであるチェック柄を採用し、「グルースティック」5番目のシリーズとして登場した。
コクヨS&T(株)は、A5サイズのキャンパスノートでは初めて表紙にデザインをあしらった「限定柄キャンパスノートA5サイズ」を発売。
女子中高生がセミB5サイズのノートを多く使用するのに対し、20~30代の女性は、A5サイズのノートの使用率が高い傾向にある(2012年6月、コクヨS&T調べ)。今回発売するノートはA5サイズの20~30代の女性が好むデザイン採用で注目度アップを目指した。
女性向けは文具などの分野だけではない。
トヨタ自動車(株)は、5月、カー用品について新たに他業界と連携を図り、女性向け等の用品ラインナップを充実させるとともに、新たな販売手段として通信販売も用いて、販売強化に取り組むことを発表した。
現在、カー用品マーケットは、品揃えやデザインも男性視点のものが多い。今回、トヨタとしてカー用品の販売を強化するにあたり、女性のカー用品ニーズに着目し、女性客がクルマのコーディネートをして、楽しんでもらえるようなデザイン性の高い商品や便利グッズを提供することとした。
女性向けは金融商品でも拡大している。
りそなグループのりそな銀行と埼玉りそな銀行は、6月より、女性向け住宅ローン「凛lin(りん)」の商品改定を行い、「凛next(りんねくすと)」として取り扱いを開始した。
女性の社会進出が活発化する中で、住宅購入者全体に占める女性の割合は年々増加している。
今後も女性を中心としたマーケットには大きな成長が見込まれるとし、今回、女性のニーズに合わせた商品改定を実施したというもの。

●女性向け販促品の特徴

女性向け新ブランドの最近の傾向としては、これまで男性向け商品・サービスと思われてきた分野にも女性ユーザーを誘引しようとして、女性向け商品・サービスを開発しつつあるということがある。
プレミアム・インセンティブショーでは、女性向けの新商品やシステムが注目される前から「女性向け販促品」の特別展示(その後、コンテストに移行)を行ってきた。
もちろん、販促各社の商品企画や開発にはここ数年、女性チームなどが積極的に登用されている。
販促品には女性特有の「かわいい」という視点が重視され、さらに色、香り、手触り・肌触りなど見た目以外の触感も重視した商品開発が行われており、女性ならではの感性に訴えるコンセプトが随所に伺える。
より広い分野の商品やシステムに女性向けの企画が投入され、販促品が利用されていくとすれば、今後、ますます女性向け販促品の商品内容は豊かなものとなっていくだろう。
当然、そこで活用される女性の感性やマンパワーも増えていくことになると思われる。
そうなれば、女性向け販促は市場活性化の起爆剤としてさらに大きな期待を持たれることとなりそうだ。

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