■Beyond the Tradition 市川染五郎、伝統のその先へ
白洲次郎の西洋的な感覚と正子の伝統への造詣が共存した武相荘。ここを初めて訪れた市川染五郎は、昭和10年代にタイムスリップしたような空間に、エッジィな衣装がどうマッチするか楽しみだったと撮影を振り返る。インタビューでは、「残されてきたものを大切にしながら、現代のお客様に伝わるものをという意識を持っていないといけないと思っています」と、口伝で残ってきた歌舞伎を現代の観客に届けるための“伝統の更新”について真摯な思いを明かした。さらに、表現者としての未来や次世代への思いにも触れ、「今はなんでもやってみたいと思っています。それぞれの制作チームのカラーに順応できる役者でいたい」「いただいた役や経験の中で、一つ一つ結果を出すことが先決ですし、染五郎はこんなこともできるのか、と作品ごとに示していけるようにならなければと今は思っています」と語るなど、彼の次なるフェーズを見据えた充実のインタビューをお届けする。
■Scent in Style スタイルのある香りで心身を整える
デジタル技術が進化すればするほど、大切さが増していく、オフラインでしか享受できない「香り」の存在が、ますます重要になっている。「TOKYO NEW GENTLEMEN」に向けて、本特集では、自分のスタイルを演出するだけでなく、心身を整えるための最新フレグランスガイドをお届けする。2026-27年秋冬のファッショントレンドと連動した香りの提案をはじめ、心を鎮める日本伝統の香り文化「香道」、そして嗅覚反応分析を用いて自律神経やホルモンバランスを整えるウェルビーイングへのアプローチまで多角的に紹介。さらに、香りを楽しむ前提として欠かせない「体臭ケア」についても、ニオイが発生する科学的なメカニズムを紐解きながら、身体の部位別に最新の対策科学的メカニズムに基づいたニオイをリセットする最新の対策を身体の部位別に徹底解説する。
■そのほか『GQ JAPAN』2026年11月号の主な内容は以下の通り
- “It’s a Place of Peace for Me” ファッショニスタ13人のクローゼット