KOKKO(こっこう)

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■インフォメーション■
公務員や公共に関わって働く人たちの「はたらく」を応援します。「公務員」と聞くと自分には関係ないかな?と思いがちですが、役場で働く方だけが「国」と「公」に関わっているわけではありません。また、仕事相手や生活で関わる方も多くおられると思います。毎号、時事にそったテーマを特集。公務員の働き方から日本で働くことの全体が見えてきます。
[出版社]堀之内出版
[発刊日]2024/02/26
[発売日]2,5,8,10,11月の10日
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■最新号目次■
[第一特集]2024年版「税制改革の提言」
●人権保障のための税制へ
中村芳昭/伊藤周平/唐鎌直義

2024年からNISA(個人投資家のための税制優遇制度)の非課税枠が拡充され、「老後資金2000万円問題」などで広がった将来不安を背景に、政府・メディアがこぞって「貯蓄から投資へ」と国民を駆り立てています。NISA口座は23年9月時点ですでに2000万口座(一般+つみたて)・買付額34兆円を超えました。株価高騰の要因とも指摘されています。
庶民や一般労働者までが、NISAやiDeCo(個人型確定拠出年金)などで個人投資による生活防衛を強いられる状況は、ある意味で異常です。裏を返せば、国民が税制による再分配と社会保障機能を信頼していない証左であり、それをさらに促進する日本政府の責任放棄が際立ちます。
「税制改革の提言」では毎年、基本的人権を保障するための応能負担の税制改革の方向を示していますが、今年は納税者の権利や社会保障のあり方・財源問題についても特別寄稿で論じています。誰もが安心して暮らせる社会に向けて、「公共」を支える税のあるべき姿を考える特集です。


[第二特集]ジェンダー平等へのアップデート
●深刻な性差別をなくすために
青龍美和子/中村果南子/岡野八代

芸能界の性暴力事件から労働現場のセクハラ、男女格差に至るまで、ジェンダーに関連するさまざまな問題がマスコミやSNS上で話題にならない日はありません。過去最低となったジェンダーギャップ指数(日本は146か国中125位、2023年)を持ち出すまでもなく、日本社会は各分野においてジェンダー差別がデフォルトといえるような状況が続いてしまっています。こうした状況を改善するため、国公労連は「ジェンダー平等宣言」の職場採択運動(今号の大門論考参照)をすすめています。そして、ジェンダー平等を実現していくための学びを深めることで、それぞれの人権感覚をアップデートしていくこととしています。そのスタートを切るのがこの第二特集です。

[第一特集]2024年版「税制改革の提言」

2024年版「税制改革の提言」
応能負担の原則で国民本位の税財政及び行政の確立を
日本国家公務員労働組合連合会

〈特別寄稿〉
納税者の権利保障立法または憲章はどのような枠組みで制定されるべきか
中村芳昭

社会保障の財源問題と税制改革の方向
伊藤周平

日本における社会保障の後進性とその克服
唐鎌直義


[第二特集]ジェンダー平等へのアップデート

ジェンダー平等社会のための基礎知識
青龍美和子 弁護士

職場からセクハラをなくすためのワークショップ──ハラスメントなくす第三者介入のスキルを身につけよう
中村果南子 ちゃぶ台返し女子アクション

バイアスを乗り越えてジェンダー平等を実現しよう
大門晋平 国公労連中央執行委員

〈インタビュー〉ジェンダー平等でケアを社会の中心に
岡野八代 同志社大学大学院教授


[単発]「国公労連2024年要求組織アンケート」の結果について
国公労連調査政策部

[連載] スミレとヒマワリ 第18回
労働組合の力で公共を取り戻そう
白神優理子 弁護士

[連載]国家公務員の労働条件Q&A
きほんの「き」から 第42回
「非常勤職員制度の運用の在り方」を検討?
国公労連

[書評]KOKKO Editor’s Book Review
『中流危機』/『コミュニティ・オーガナイジングの理論と実践』
KOKKO編集部

表紙イラスト オカヤイヅミ
デザイン ナルティス/末吉亮(図工ファイブ)
本文組版 はあどわあく
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