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月刊クレスコ
2017年8月号
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■目次■
特集=いま、外国語教育を考える
現在、ほとんどすべての学校で教科「外国語」では「英語」が実施されています。日本の学校での外国語教育といえば「英語」にほかならないという状況になっています。
改訂学習指導要領においては、これまで小学校5~6年次において実施されてきた「外国語活動」を「外国語」として教科化し、さらに「外国語活動」は前倒しして3~4年次で実施します。
今回の改訂では、他教科の授業時数の削減をおこなわないため、「外国語」(英語)の教科化によって増加する時数は、そのまま増えることになるため、特に小学校段階では、45分の枠に縛られない短時間学習(モジュール学習)の導入などが検討されています。
さらに、単語数を小学校で600~700語程度、中学校で1600~1800語程度、それぞれ扱うとしているので、中学校卒業までに扱う単語の数が、2200~2500語と飛躍的に増えることになります。
小学校段階では母語をしっかり身につけることを優先すべきであることは、専門家からも指摘されているところです。
特集では、改訂学習指導要領がめざす外国語活動や英語の早期教育がもたらしている問題点を明らかにし、その課題を乗り越える実践例等を通じて、外国語教育の豊かな可能性を考えてみたいと思います。
【総論】小学校英語の早期化・教科化を問う……柳沢民雄
【小学校】英語特区における先取りの英語教育の実態……井深晴夫
【小学校】外国語活動の現状を変えるための初めの一歩……森 文子
【小学校】小学校外国語活動と中学校英語指導を通して……犬上達也
【中学校】音楽教育家に学ぶ英語スピーチの実践……安野寿美
【高校】生徒たちの声や思いを大切にすること……斉藤貴子
【高校】子どもの笑顔が輝く授業を……旗谷涼子
【保護者から】中途半端な「グローバル人材育成」ではなく、学ぶための教育条件整備を……岡根知子
【資料】学習指導要領「外国語活動、外国語科」の改訂部分の概要……編集部
《私の出会った先生》信頼してもらうこと、信じること……田中壮太郞
《やってみよう憲法カフェ!》緊急事態条項……楾 大樹
《世界の取材現場から見た日本》「愛国教育」が香港を同じ色に染めていくのか……金平茂紀
《保護者とのいい関係》保護者を“クレーマー”と呼ぶ前に……楠 凡之
《発達保障を考える》音痴でいられる社会……丸山啓史
《栄養教諭のお手軽レシピ》「ひみつのフリッター」……猪瀬里美
《一冊の本に出会う》どこまでも続く海、子どもたちの未来……横山眞佐子
《本との対話》労働と貧困の現在と未来……蓑輪明子
《シリーズ 改訂学習指導要領》先生! 算数ボクがわかるまで教えて……森川みや子
《教育最前線》2016年度 高校生の就職内定実態調査(卒業時)の結果について……阿部のぞみ
《考えてみよう! ストレスとメンタルヘルス》ストレス関連の精神疾患③……天笠 崇
《名画に出会う》フィンセント・ファン・ゴッホ「ドービニーの庭」……堀尾真紀子
《この映画見ましたか?》「少女ファニーと運命の旅」……海南友子
萩トモローの笑学校
撮影校=埼玉・私立自由の森学園
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