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月刊クレスコ
2019年2月号
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■目次■
特集=いかせ、学校現場の声――教職員の働き方を考える

2018年通常国会で働き方改革関連法が成立し、中央教育審議会「学校における働き方改革」特別部会でも、教職員の長時間過密労働について議論が進行中です。期待されるのは、教師がゆとりをもっていきいきと働けるようにするための改革ですが、学校現場の実態をふまえないまま、1年単位の変形労働時間制の導入が検討されるなど、見かけ上の長時間労働縮減にとどまる懸念が広がっています。
そもそも、政府がめざしているのは改訂学習指導要領を着実に実施させるための働き方改革です。文科省が取りまとめた「緊急対策」(2017年12月26日)では、「学校や教師・事務職員等の標準職務を明確化し、各教育委員会の学校管理規則に適切に位置づけられるようモデル案を作成・提示する」としています。教職員定数増、少人数学級の推進、授業の持ち時間数削減などの施策がないもとでは、教職員が子どもたちに向き合う時間を確保できるようになりません。
本特集では、教職員一人ひとりが自らの専門性を発揮し、子どもとしっかり向き合える時間を確保した学校を築いていけるよう、教職員の働き方を考える企画としたい。

●対談
ゆきとどいた教育のために―─多忙化解消のために求められる視点……勝野正章・米田雅幸
●とりくみ
あなたの声を届けます!……岩田高明
●とりくみ
負担軽減は職場から……森山敏晴
●とりくみ
職員室を変えるTKプロジェクト……中川由美
●障害児学校
障害児学校での長時間労働……垣見尚哉
●私学
仕事とプライベートのバランスとしての「研究日」……石川秀和
●民主団体
未来の教育のために何ができるか……工藤祥子
●運動課題
教職員定数の改善等で、教職員の長時間過密労働の抜本的な解決を……小畑雅子


連載
◆私の出会った先生……中津留章仁
教育現場は自由な議論をおこなう権利を持っている場である
◆世界の取材現場から見た日本 ……金平茂紀
過去に「あったこと」を「なかったこと」にはできない
◆授業で憲法を語ろう……國保いずみ
保健室からの願い
◆保護者と手をつなぐためのヒント……小野田正利
エコロジカル・マップで見立てる
◆実践につなぐ子ども理解……竹沢 清
“気になる行動”から「屈折した形での」その子の本当のねがいを読み解く
◆栄養教諭のお手軽レシピ……大場恭子
「かりかりきなこ豆」
◆一冊の本に出会う……横山眞佐子
こんな先生に出会えたら
◆萩トモローの笑学校……萩トモロー
◆教育最前線……黒川陽司
国立大学附属学校の現状と課題
◆子どもたちの生きる世界と向き合う……濱田里美
10年目の再開で
◆シリーズ 改訂学習指導要領……林萬太郎
職業に関する各教科①
◆先生が先生になれない世の中で……鈴木大裕
教員の働き方改革を、「学習権の保障」という視点から考える
◆名画に出会う……堀尾真紀子
小倉遊亀「径」
◆この映画見ましたか?……海南友子
「シシリアン・ゴースト・ストーリー」


撮影校=香川・高松商業高等学校

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