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月刊クレスコ
2019年10月号
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■目次■
特集=教育に人と予算を――「せんせいふやそう」

「子どもと遊んだり、話したりできる時間を、先生にたっぷり与えてあげてください」「先生を大切にできないでは、子どもたちを大切にできない」――「せんせい ふやそうキャンペーン」に寄せられた賛同の声です。
長時間過密労働を解消するためには、正規の教職員を増やして一人あたりの仕事量を減らすしかありません。勤務時間をずらすだけの「1年単位の変形労働時間制」では解消されません。
それにもかかわらず、文科省が強行しようとしているのは、教育予算を増やさないことが方針の根幹に座っているからです。日本の公財政教育支出の対GDP比は2・9%(2015年)。OECD諸国で最低レベルです。それを平均レベル(4・2%)まで上げれば、教育予算を4・9兆円増やすことができます。
本特集では、教職員はもとより保護者、市民、研究者等さまざまな立場の方からの子育て・教育への思いを寄せ合い、「教育に人と予算を」求める要求の根拠を確かめ合うことで、運動をひろげていくきっかけとしたい。

●座談会
やっぱり「せんせい ふやそう」……佐藤暢子/木村朋行/小林善亮/井出里美/津村冬子
●総論
「教育財政の優先的確保」の原則確立を……石井拓児
●教職員
さまざまな視点で子どもと向き合う「せんせい」を正規で増やしてください……吉田 薫/野間道代/深澤安芸子/原田典昭/髙木芳晴/内海まゆみ
●大学生
私たちの深刻な実態を良くしたい! 学費値下げのために教育予算を増やして……中野 典
●保護者・市民
子どもたちのために、語り合いつながってネットワークに……赤坂てる子
●外国では
教育の無償を実現したデンマーク……小寺隆幸
●運動と課題
教育予算を増やすために国がおこなうこと……波岡知朗


連載
◆私の出会った先生……遠藤まめた
社会は課題だらけだと子どもは知っている
◆世界の取材現場から見た日本……金平茂紀
香港の若者たちの行動に多くのことを学ぶ
◆授業で憲法を語ろう……吉田典裕
英文法で日本国憲法を少しだけ読み解いてみる
◆学校でいかすコミュニティ心理学……萩原豪人
いじめ防止のコミュニティ・アプローチ
◆子ども理解と発達保障……宮本郷子
発達の土台を太らせる
◆栄養教諭のお手軽レシピ……猪瀬里美
「あっというまに大学芋」
◆一冊の本に出会う……横山眞佐子
同じのなかに見つけた個性
◆萩トモローの笑学校……萩トモロー
◆子どもたちの生きる世界と向き合う……小西順治
一人が大切にされる学校の規模を
◆教材のタマ手箱……辻 健司
教材を使って深い学習へ~見つけ方・使い方・作り方~
◆先生が先生になれない世の中で……鈴木大裕
「特別支援」という言葉がそもそもおかしいんだ
◆名画に出会う ……堀尾真紀子
「簪」
◆この映画見ましたか?……海南友子
「風をつかまえた少年」


撮影校=京都・私立立命館宇治中学校

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