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AXIS(アクシス)
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■目次■
特集:次世代デザイナーの群像

長いパンデミックがようやく終息し、自由で制限のない活動が可能になった今、AXISは日本人デザイナーの特集を敢行します。領域や形態はさまざまですが、いずれも将来のデザイン界を担う期待の14組です。
言うまでもなくデザインという言葉の意味はますます拡張していますが、それに呼応するかたちでデザイナーの役割も刻々と変化しています。モノだけではなく付随するサービス全体を設計する、建築を取り巻く地域全体を活性化させる、さらには地球環境や社会問題にも配慮するなど、彼らに要求される仕事は一筋縄ではいきません。そんな時代背景が影響しているからなのか、次世代デザイナーたちの個性は多様で、柔軟で、そして何よりも魅力的です。
今号の特集ではデザイナーひとりひとりの創造性を通して、日本のデザインの新たな地平を浮かび上がらせていきます。


Insight
●AIとメタバースがデザインを変えるーーザハ・ハディド・アーキテクツの考察
ザハ・ハディド・アーキテクツ(ZHA)は、2017年のザハ・ハディドの急逝後もそのスピードを緩めることなく精力的に活動する。現在のディレクターは生前からザハの右腕だったパトリック・シューマッハー。社内にAIリサーチグループを設け、AIによるデザインツールをプロセスの初期段階に用いることの有用性を説いている。さらに、6月1日には新プロジェクトとして「メトロピア・メタバース」を発表。シカゴの革新的な建築プラットフォームArchAgendaと共同で、デジタル版ヴェネチア・ビエンナーレと称し、自社のみならずOMAや藤本壮介の作品までも仮想空間に置き換え考察する。AIとメタバースで変わる建築デザインの行方を探る。

●アーティストのトマス・セラーノが掲げる環境主義に学ぶ
アルゼンチン生まれ、ベルリンを拠点にするアーティストであり社会活動家のトマス・セラーノ。2021年十和田市現代美術館で個展を開催したが、日本ではあまりその名を知られていない。ロンドンでスタートした彼の個展のタイトルは、スタジオで長年飼育している蜘蛛の巣に因んだ「Web(s) of Life」。アニマルライツや南米が原産とされるリチウムの採掘に対する問題提起を行うなど、「環境正義」と「異種間の共生」を掲げて活動する。ここでいう環境主義とは? 異種間の共生とは? 人々にリアクションとアクションを起こさせるセラーノの活動は、デザイナーにとってもひとつの指針になるのではないか。

連載
●LEADERS 東浩紀(批評家)

●田川欣哉のBTCトークジャム ゲスト:秋吉浩気(VUILD代表取締役)

●TAKT PROJECTの東北考

●クリエイターズナビ
ほか

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