●フォルマファンタズマが考察する、マテリアルとデザイナーの関係
日本でも「Material, or 」と題したデザイン展が開かれているが、その出展作家でもあるイタリア人デュオ、フォルマファンタズマが、現在スカンジナビアのふたつの美術館で個展を開催している。ヘルシンキでは林業をテーマにした「Cambio: On Finish Forestory」。オスロでは羊毛にフォーカスした「Olter Terra」だ。彼らが考察するのは素材の歴史と産業の変遷、有史以来の人との関わり方。マテリアルとデザイナーの新たな関係や自然素材の未来を尋ねる。