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■目次■
『花腐し』
綾野 剛
荒井さんのホンは、フィクションの強さを信じているホンなのです
柄本 佑
濡れたコートを同時に脱ぐシーンは台本には書かれていませんでした
さとうほなみ
私が祥子でいられたのは、綾野さんと柄本さんのお陰です
川上皓市 新家子美穂
荒井晴彦は荒井晴彦なんだとしか言いようがない
洲﨑千恵子
荒井さんは意味で事を並べていく、そしてより自由になっていくんです
西山ももこ
役者さんから「こういう作品だからこそ、ちゃんと話そう」と言われたんです

山田宏一 こんなふうに見ました
今井照容 心中を禁じられた近松門左衛門
田中千世子 荒井晴彦がつくれば荒井晴彦の映画になる
安藤 尋 あの日、あの時こそこの世だった
洪 先恵 証言と再現
榎本憲男 愛しさを、死を、分け合うこと

いまおかしんじ 川瀬陽太 坂本 礼 中野 太
荒井さんは生き生きとピュアで少年のように撮っていました
竹田正明 制作日誌
シナリオ『花腐し』

新作レビュー
『サタデー・フィクション』
山口 剛 巧みなエスピオナージ愛の物語
『ヨーロッパ新世紀』
城戸朱理 「核磁気共鳴」で見る現代の宗教画
『私の大嫌いな弟へ ブラザー&シスター』
黒岩幹子 姉弟の憎しみが解放されるとき
『春画先生』
田中千世子 誇らかな谷崎美学礼賛
『きのう生まれたわけじゃない』
杉本真維子 無為の力

『スキンレスナイト』 望月六郎
今という刹那と半年後の次の芝居のことぐらいしか頭にない人生を送っていたら、突然、過去が呼び起こされてしまったんです

仲倉重郎、追悼
小中和哉 仲倉重郎さんと自由と生命を守る映画監督の会
榎 望、追悼
市山尚三 なんとしても実現したい榎さんとの企画が残った
鈴木一誌、追悼
大木 茂 暑く、長く、つらい夏になってしまった
宮田 仁 前を見て歩きつづけるひと
三上雅通 見極めようとする意志
PANTA、追悼
末永 賢 頭脳警察映画班始末記
井上淳一 世界の誰よりやさしいロッカーよ、さようなら
瀬々敬久 『ドキュメンタリー頭脳警察』は京大西部講堂で幕を閉じた
足立正生 PANTA追悼文ならず、小さな狂騒譚
ロビー・ロバートソン、追悼
菅原和博 ザ・バンド、その夢の終点はどこに?
ジェーン・バーキン、追悼
サエキけんぞう ジェーン・バーキン、映像と躍動した人生

特別対談 アクション映画のいま
柏原寛司 井上淳一
アクション映画をやるなら『孫子』くらいは読んでほしい

特別インタビュー セドリック・クラピッシュ 取材・構成 魚住桜子
クラシックバレエを通してジェンダーに疑問符を投げかけてみました。一方、コンテンポラリーダンスにおいては、女らしさは強調されませんし、ダンサーの年齢も体型もさまざま。悲劇的な結末もありません

『福田村事件』中国からの反響
孟中 張献民 福田村における阿鼻叫喚

ベトナム映画祭
野木京子 人間の悲しみ、痛み、不安が流れ込んでくる

平山周吉「ドメスチックな小津安二郎」を見つけた

連載 映画たちよ!私たちのディスクール
カッコよさと可愛らしさ 男性性も女性性も根拠とはならない
川口敦子 藤原奈緒 岩槻 歩

映芸ジャーナル
人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした/栗の森のものがたり/ほかげ/モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーン/鯨の骨/アアルト/めためた
荒川求実 菊井崇史 桝田 豊 吉田晴妃 菊池海斗 石川尚彦 武隈風人

書評
細野辰興 伊藤彰彦 著『仁義なきヤクザ映画史』
伊藤彰彦 中島貞夫、大森俊次 著『中島貞夫監督 映画人生60年を語る』
位田将司 絓秀実 著『絓秀実 コレクション』
編集部の一冊 川本徹 著『フロンティアをこえて──ニュー・ウェスタン映画論』

連載
わたなべりんたろう OUT OF SCREEN
サエキけんぞうのシネマでカルチャー最前線
荒井晴彦放談
志村秀人 そこに風は吹いているか
大木雄高「LADY JANE」又は下北沢周辺から
雀の涙 春日信一
編集子雑言
荒井晴彦ノート

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