計測技術2023年11月号目次-バックナンバー

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計測技術
2023年11月号
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■目次■
特集 5G/IoTなど活用リモートによる管理監視最前線
■ローカル5G無線測定サービスの紹介
/アンリツカスタマーサポート㈱ 春口 亮・他
当社では、測定に関する顧客の悩みを測定代行で解決する“測るサービス”を提供中である。今回はローカル5Gの無線環境を測定した際の気付きや注意点、測定の勘所について具体例を交えながら紹介する。
■建設機械の遠隔施工における5Gの導入
/㈱大林組 古屋 弘
当社では、5Gの建設分野への適用を遠隔操縦において実施してきた。従来は主に災害復旧を想定したシステムを構築し、5Gの高速、大容量を活かした遠隔操縦による重機の運転において施工効率の向上などの成果を活かしたが、さらに道路工事への適用を想定し遠隔
操縦による統合管理システムを開発し実証試験を行った。このシステムは実用化に耐えうることが検証できとともに、新しい建設分野の働き方を提案することができた。
■5G網を用いた災害時状況リアルタイム把握
/サイトセンシング㈱ 平林 隆
ローカル5G用事業としてロボットの遠隔操縦事業が良く提案されるが、通常4Gで事足りる。5Gの特性を生かすものは、遠隔手術ロボットアーム、災害時避難住民の追跡システムや、ドローンの自動飛行網に寄る災害現況把握であろう。
■データ活用で世界から「Unknown」をなくす
/MODE, Inc. 佐藤博晃
当社は、現実世界からUnknownをなくすを合言葉に、コモディディ化し安価になったセンサーデータを活用する事で、客観的なデータを利用して現実世界をデジタル化してきた。本稿では、当社が手掛けた事例を中心に、昨今の潮流を紹介する。

解説
■PROFINETの概要と新技術
/(特非)日本プロフィバス協会 若命敬一
標準イーサーネットベースのPROFINETは機能拡張と他標準技術との連携に柔軟に対応できる。設置ノードも加速度的に増加を続けてゆく。デジタルトランスフォーメーションの実現のキーテクノロジーとして今後も機能拡張が続く。
■カーボンニュートラルに貢献する塗装システム
/㈱安川電機 吉野勝彦・他
当社は、塗装ロボットおよび関連機器を販売しており、数多くの顧客に採用されている。本稿では新たに製品化した塗装ロボット関連機器について紹介し、塗装工程の「省エネルギー化」に貢献する機能およびその効果例について述べる。

製品と技術
■純水アプリケーションのメリットと難しさ
/ifm efector㈱ Michael Pulling
純水プロセスの監視やメンテナンスが容易になり、生産効率や品質向上を見込めるIO-Link対応の超音波流体センサの活用を紹介する。
■非接触で高精度な測定を実現する測長計
/キヤノン㈱ 魚住崇之
各種搬送工程では搬送量管理のために接触式センサが使用されているが、計測誤差や接触による傷が課題となっている。接触式の課題を解決する新しいソリューションとして、当社の独自技術を採用した非接触測長計PDシリーズについて紹介する。

連載
■マスフロー千夜一夜物語 第95回
/EZ-Japan 黒田 誠
「質量流量計」に分類される熱式流量センサーを搭載した流量制御機器MFC(マスフローコントローラ)の派生製品としての圧力制御を目的とするAutomatic Pressure Controller(APC)の最新のムーブメントを解説する。
■食品のトレーサビリティ 第69回
/ 食品トレーサビリティシステム標準化推進協議会 大野耕太郎
昨年、大手食品メーカーのトレーサビリティシステムの草分けであり、食品トレーサビリティシステム標準化推進協議会の会長であられた高山勇氏が他界された。謹んで哀悼の意を捧げ、ここに生前、氏が長年蓄積されたノウハウを元に、安心・安全を支える、トレーサビリティシステム構築の要点を纏めてみた。氏の考え方に現場で働く方たちへの深い洞察から、昨今のDX化が進む中での人の役割の重要性を感じる。
■計測の小史 第15回
/㈱武藤技術研究所 武藤一夫
連載では、計測工学の原点を見つめなおす、ということで計測の小史について見ている。本稿では、第15回目として、近世の19世紀前半の1846年までの計測の小史について見てみる。

製品ガイド:面積流量計

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