建築設備と配管工事2023年12月号目次-バックナンバー

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建築設備と配管工事
2023年12月号
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■目次■
特集:WELLの現状②
■ウェルネット札幌本社オフィス
/㈱日建設計 川東 隆・他
本社オフィスの建替えを機に、一つ屋根の下のオープンオフィスとし、社員同士の偶発的なコミュニケーションを誘発する仕掛けを散りばめたワークプレイスを実現した。また五感を刺激するウェルネスオフィスとして、社員の働く環境を重視するオフィスづくりを行った事例である。
■横浜グランゲートにおけるWELL認証
/清水建設㈱ 清水 洋・他
日本で初めてコア&シェル認証を取得した横浜グランゲートでの取り組みを紹介する。コア&シェル認証は建物の共用部を対象とした認証である。本稿では各評価領域の概要説明と本施設での特徴的な取り組み及び獲得した加点項目の内容を中心に示す。
■鹿島建設 技術研究所本館研究棟のWELL認証
/鹿島建設㈱ 権藤 尚・他
鹿島建設技術研究所の本館研究棟は2021年3月にWELL Building StandardTMの最高ランクであるプラチナを取得し、2021年5月にWELL Health-Safety Ratingを取得した。その内容を報告する。
■ 梓設計本社「HANEDA SKY CAMPUS」のWELL認証
/㈱梓設計 内山裕二・他
組織設計事務所「梓設計」本社オフィスでのWELL 認証の取り組み紹介。物流倉庫の一角をオフィス利用している面積約5,300m2、階高6.6mの大空間で、ワーカーの健康・快適性を考慮した様々な工夫を実施する。今回は倉庫認証取得の経験、取得内容、審査などについて紹介する。
■WELL認証とWELL Ratingの違い
/㈱ヴォンエルフ 鷲田きらら
ヴォンエルフ東京本社のWELL Health Safety RatingとWELL Equity Ratingの取り組みを紹介。WELL認証とWELL Ratingの違い、三つのWELL Ratingの特徴、東京本社での取り組み内容を詳細に解説。WELLプロダクトの柔軟性と、企業や組織が社会的責任を果たす手段としての可能性を探る。

最新技術情報
■熱源最適制御によるカーボンゼロへの取り組み
/新日本空調㈱ 豊本翔生
施設のエネルギー消費量のうち、熱源設備が占める割合は大きい。熱源最適制御により期待される削減効果は大きいが、その実現は容易ではない。本稿では熱源最適制御の
概要と、当社の熱源最適制御システムEnergyQuest Cloudを紹介する。
■エネルギーマネジメントにおけるデータ収集活用システム
/戸田建設㈱ 髙木秀太郎
クラウド対応型CO2見える化ビジョン「CO2MPAS」は、エネルギーデータをCO2排出量に換算してサイネージ表示する。当社は建物引き渡し後も、取得データに基づくエネ
ルギーマネジメントを提供し、ユーザーのCO2排出目標管理をサポートする。
■水素焚き真空式温水
/㈱日本サーモエナー 三浦智郎
ボイラ等の燃焼装置に用いる燃料としての水素は、燃焼の際にCO2を発生させないため、カーボンニュートラルの現実には欠かせないエネルギーとして注目されている。当社ではカーボンニュートラルの実現に向けて水素を燃料とした真空式温水機を開発し、2023年4月から発売を開始した。

竣工事例
■京都市役所分庁舎
/㈱日建設計 豊村幸毅
環境モデル都市である京都市では、新庁舎建物においても景観への配慮と徹底的な省エネ・低炭素が求められた。そこで、地産エネルギーを活用する環境配慮技術、景観と調和する環境配慮技術という二つの技術を融合させ、京都ならではのZEB(“KYOTO-STYLE ZEB”)庁舎の実現を目指した。
■東急歌舞伎町タワー
/㈱久米設計 田中美穂・他
2023年4月に開業した「東急歌舞伎町タワー」は東京都都市再生特区の認定を受け整備された、エンターテインメントとホテル機能を中心とした観光に特化した超高層複合施設である。建物全体の設備計画や環境配慮技術、また、災害時の帰宅困難者対応等を紹介する。
■日本設計本社新オフィスにおける環境・設備デザイン
/㈱日本設計 松山大介
日本設計本社新オフィスは2023年1月に虎ノ門ヒルズ森タワーに移転した。フリーアドレスやフレックスタイムなど新しいはたらき方やカーボンニュートラル社会への適応するための環境制御への取り組み「環境DX」を中心に新オフィスの設備・環境デザインについて紹介する。
■明治大学和泉ラーニングスクエア
/㈱松田平田設計 平川 聡・他
明治大学和泉キャンパスの創立140周年記念事業の一環として「和泉ラーニングスクエア」を建設する計画である。従来よりエネルギー消費が増加傾向にある校舎の省エネ化、環境に優しいキャンパスづくり等の目標を実現すべく各種環境配慮技術を導入し、ZEB Ready 認証を取得した。

シリーズ
■自律移動型環境計測・運用支援システム
/㈱日建設計総合研究所 鶴見隆太・他
日建設計・日建設計総合研究所は、環境や健康意識の一層の高まりとロボットフレンドリーな社会の到来を見据え、自律移動体に汎用的環境センサのユニットを設置し自由に室内を移動し計測する、自律移動型環境計測・運用支援システムを開発した。

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