最新医療経営PHASE3(フェイズ・スリー)2024年1月号目次-バックナンバー

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最新医療経営PHASE3(フェイズ・スリー)
2024年1月号
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■目次■
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最 新 内 容 2024年1月号 Vol.473(2023年12月10日 発行)
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◆巻頭特集◆
新時代の病院建築考
地域で求められる医療をカタチにする

病院建物の老朽化などに伴い、病院の建て替え需要が高まっています。コロナ禍を経験したことで病室の個室化や患者、スタッフ、物品の動線への配慮が一層進んでいるほか、地域住民と日常的に交流できるよう図書館や劇場を併設した病院、マンションと一体化した病院など、新時代を感じさせる病院も目立っています。一方、建築資材費用は高止まりを続け、建て替えの大きな足かせになっている現状もあります。こうした観点から、今後病院に求められる形を考察しつつ、建て替えに失敗しないためのポイントや注意点をレポートします。

●コンサルの視点
建て替え計画の進め方
株式会社プラスPM

●事例①
地域課題の解決策を探る
社会医療法人一成会 木村病院

●事例②
病院が経済圏をつくる
医療法人共生会 川湯の森病院

●事例③
病院内に区立図書館
日本赤十字社 東京かつしか赤十字母子医療センター

●事例④
同一敷地内に2病院開院
三友堂病院/米沢市立病院

◆特集2◆
良質な医師事務作業補助者が
働き方改革の切り札になる!

勤務医の負担を軽減するため、医師事務作業補助者の体制強化に乗り出す病院が増えています。患者に対し、良質な医療を提供するために腐心する医師をサポートする医師事務作業補助者は間接的に患者に貢献するポジションであり、その役割の重要性が認識されているからです。2024年4月から始まる医師の時間外労働時間の上限規制を控え、医師事務作業補助者の力をさらに引き出すため、留意すべきポイントなどを紹介します。

■病院トップの経営者魂
職員重視の経営手腕で
北陸の医療を支える
大学病院を再生させる

蒲田敏文
金沢大学附属病院 病院長/金沢大学副学長
(石川県金沢市)

石川県にとどまらず、富山県、福井県の「北陸3県」への医師派遣も担う金沢大学附属病院。一方で2024年には新棟を開設するなど、先端医療の充実にも余念がありません。ただ、それも同院の安定経営があってこそ。4期8年にわたって采配を振るう蒲田敏文病院長は、そう強調します。

■病院新時代
地域に必要とされる医療機能を持ち
医師の熱意を病院の成長につなげる

社会医療法人財団石心会 川崎幸病院
(川崎市幸区)

地域の医療ニーズに応える医師の熱意から、全国でも有数の循環器手術実績を誇る病院に成長。高度急性期病院として今後に備え医療機能の充実を図る。

■病院「伸化」論
県立病院と民間病院が統合再編
地域の医療課題解決に挑む

兵庫県立はりま姫路総合医療センター
(兵庫県姫路市)

兵庫県姫路市にあった兵庫県立姫路循環器病センターと製鉄記念広畑病院が統合再編し、2022年5月に兵庫県立はりま姫路総合医療センターとして生まれ変わりました。県立病院と民間病院が統合することによるメリットを最大限生かし、地域の医療課題を解決する病院として存在感を強めています。スムーズな統合再編の裏には、2014年から進めてきた地道な準備と情報共有のしくみづくりがあります。

■Pick Up!
医療×企業でつくる 医療DXの実践

社会医療法人財団董仙会恵寿総合病院(426床、神野正博理事長)は、地域医療支援病院として石川県七尾市一帯の地域医療の要役を担うだけでなく、日本初の病院内コンビニエンスストア開設、日本初のPHS導入など、数々のユニークな取り組みでも知られる。2023年4月にはスマートフォン「iPhone」520台を導入、しかも決定から8カ月で実装にこぎつけ、スムーズな導入ができた。背景には病院の明確な方針と体制、そして企業との協働がある。プロジェクトに関わった中心メンバーに集まってもらい、取り組みを振り返った。

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次 号 予 告 2024年2月号 VOL.474(1月10日発行)
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◆特集◆
患者減、収支率悪化……
「現金ありき」の病院経営を考える(仮題)

コロナ禍がほぼ収束したにもかかわらず、患者は戻らず、診療単価の伸びも芳しくないなど、医業収益は思うように上がらない。その一方で、光熱水費、人件費の高騰などを背景に、支出増が目につくようになってきた。さらにコロナ融資に対する返済も始まるなど、病院の収支状況は決して楽観視できない。資金繰りも同様で、気がついた時には……といった事態も想定できる。本企画では、現在の病院の資金繰り状況についてレポートするとともに、資金調達手段についてもファイナンスやファクタリングなどの活用法を考察する。

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