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PETボトル再資源化工場を竣工
樹脂生産2万5000t/年、水平R推進へ
- サーキュラーペット -

ヴェオリア・ジャパンなどが出資するサーキュラーペット(岡山県津山市、喜田知克社長)は、使用済みPETボトルをPETボトルの原料に再資源化する津山工場を建設し、3月14日に竣工式を開催した。低グレードの素材にも対応可能で、受入量は年間4万トンを想定。リサイクルPET樹脂の生産能力は年間2万5000トンに上る。試運転を経て、遅くとも5月中には本格稼働する予定だ。


廃プラ分解油でのケミカルリサイクルを開始
花王との循環スキーム実装検討も / 日本初のバイオ&サーキュラークラッカー
- 三井化学 -

三井化学は3月22日、東京都内で「三井化学“ケミカルリサイクル新規事業化”プレス発表会」を開催し、CFP(本社・広島県福山市、福田奈美絵社長)から調達した廃プラスチックを原料とした熱分解油(廃プラ分解油)を3月に同社大阪工場(大阪市高石市)のクラッカー(ナフサ分解装置)に投入、マスバランス方式によるケミカルリサイクル由来の誘導品(化学品・プラスチック)の製造・販売を開始したことを発表した。同社は今回の取り組みと2021年12月にクラッカーへ投入を開始したバイオマスナフサ活用の両輪で、石化原料からの原料転換を進め、国内初のバイオ&サーキュラークラッカーを実現し、サステナブル(持続可能性)を超えたリジェネラティブ(再生的)社会の実現に向けて貢献していくとしている。また今後、同社グループは認証制度として欧州で広く採用されているISCC PLUS認証に基づき、マスバランス方式によるケミカルリサイクル製品を市場展開していく予定だ。


懸賞型開発プロジェクト始動
グリーン分野やLiB処理で
- NEDO -

NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)は3月、技術課題や社会課題の解決策を、コンテスト形式による懸賞金型の研究開発方式を通じて募る“NEDO Challenge”「NEDO懸賞金活用型プログラム」を新たに立ち上げた。第1弾として衛星データを活用したグリーン分野に資するシーズ発掘を実施する他、今後は第2弾としてLiB(リチウムイオン蓄電池)の混入による廃棄物処理・リサイクル現場などでの火災・事故の予防策と作業円滑化などに取り組む。


バイオガス発電でCO2ゼロ実現
Scope3の排出量削減にも
- リヴァックス -

総合リサイクル事業を手掛けるリヴァックス(兵庫県西宮市、山本英治社長)は、「西宮バイオガス発電プラント」(同市)で使用する全ての電力を再生可能エネルギー由来に切り替えた。100%再エネ化することで、同プラントで受託する産業廃棄物処理業務における実質CO2排出量ゼロを実現し、取引先を含めたサプライチェーン全体(Scope3)の排出量削減にも貢献している。


境港工場にプライベートバース竣工
合板製造で国内シェア3割占める
- 日新 -

「人と木をむすぶ」をスローガンに掲げ、70年以上にわたり木材資源の生産や有効利用を推し進めてきた日新(鳥取県境港市、又賀航一社長)は昨年5月、境港市内に、新たな拠点として建設を進めていた荷揚げ施設「プライベートバース」を竣工した。境港工場で生産する合板の原材料をスムーズに荷揚げするための施設だ。境港市西工業団地内の中海岸壁に同施設を立ち上げたことで、内航船による原材料の受け入れが効率的に行えるようになったという。また、アクシア(岡山県倉敷市)より、ドイツのゼネボーゲン社製「マテリアルハンドリングマシーン835E」を導入したことで、従来の荷役等作業と比較して、4割ほどの省力化・省人化につなげている。


日産と脱炭素・災害対策で連携
廃棄物発電の電力をEVで供給
- 京都環境保全公社 -

京都環境保全公社(京都市、鍋谷剛社長)は3月15日、日産自動車、京都日産自動車の3者で電気自動車(EV)を活用した脱炭素社会実現と災害対策強化に向けた連携協定を締結した。府内の民間企業では初の事例。今後、EVの普及促進や地域活性化などの項目で連携していく。


有機物を磁気と熱で分解
国内外で導入実績を増やす
- 日省エンジニアリング -

水素水・オゾン機器や環境装置の製造・販売を行う日省エンジニアリング(栃木県矢板市、平久井健三社長)では、有機物磁気熱分解エネルギー変換装置「MG22Eh」の開発から約19年目を迎え、国内外で導入実績を着実に増やしている。

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