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月刊クレスコ
2024年10月号
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■目次■
特集=教職員の長時間労働と「中教審答申」を問う

2024年8月27日、中央教育審議会は「『令和の日本型学校教育』を担う質の高い教師の確保のための環境整備に関する総合的な方策について〜全ての子供たちへのよりよい教育の実現を目指した、学びの専門職としての『働きやすさ』と『働きがい』の両立に向けて〜(答申)」をまとめ、文部科学大臣に手渡しました。教職員の長時間労働が大きな社会問題となっているもと、「審議のまとめ」を受けておこなわれたパブリックコメントには、わずか2週間で1万8354件もの意見が寄せられるなど、教職員にとどまらず多くの保護者・国民の関心が集まっていました。しかし、「答申」はさまざまな理由を述べて、教職員増による授業の持ち時間数の上限設定、時間外労働に対する手当支給などといった、教職員の長時間労働解消を求める切実な声に背を向け、「新たな職」の導入を盛り込むなど、さらなる教職員間の分断、管理強化を強めるものになっています。本特集は、「答申」の具体化を許さず、真に教職員の長時間労働を解消させるたたかいを全国で進めていくために、その問題点を明らかにしたいと思います。

●総論
徹底批判・中教審答申……檀原毅也
●教職員定数
義務標準法「乗ずる数」改善でせんせいふやそう……山﨑洋介
●在校等時間
時間外「在校等時間」の問題点を法的観点から考える……加藤徤次
●新たな職
主任教諭導入で仕事は減らず賃金は減る……加藤裕子
●医学の観点から
過労と健康と人権……中村賢治
●北海道
笑顔で新年度の子どもたちを迎えるために……釜萢 圭
●滋賀
教職員の声でていねいな業務削減を実現……上坂喜美子
●報道の現場から
せんせいの多忙化は教員だけでなく国全体の問題……小川一樹


【連載】
◆私の出会った先生……蝶花楼桃花
壤晴彦イズム
◆世界の取材現場から見た日本……金平茂紀
バングラデシュで学生主導の革命を見た
◆憲法と私……太田啓子
『虎に翼』に寄せて憲法を語る①――憲法13 条
◆先生が先生になれない世の中で……鈴木大裕
ずっとわからなかったこと~いつか必ず返ってくる①~
◆これなら作れるパパッとレシピ……猪瀬里美
パリッと感とのハーモニーが絶妙「チーズサーモン春巻き」
◆一冊の本に出会う……横山眞佐子
反抗期の子どもの気持ちは
◆萩トモローの笑学校……萩トモロー
◆子どもも大人も電子スクリーン症候群⑥……大谷良光
第2章 今、子どもの脳が危ない!①
◆先生読んで! おとなのための児童文学案内⑩……西山利佳
スポーツウォッシュはさせない
◆やさしい労働安全衛生のはなし④……杉本正男
作業環境管理 ハード面のとりくみ
◆グッド・テイスト⑦……渥美二郎
魚の話
◆名画に出会う……堀尾眞紀子
フランシスコ・デ・ゴヤ
『気まぐれ/ロス・カプリチョス(43)理性の眠りは怪物を生む』
◆この映画見ましたか?……すがわらちとせ
「インサイド・ヘッド2」

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