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月刊クレスコ
2025年6月号
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■目次■
特集=せんせいの働き方を変えたい――#このままでは学校がもたない

教職員の深刻な長時間過密労働の解消を求める声は、いまや国民の圧倒的な世論になっています。この間、政府・文部科学省は、さまざまな「働き方改革」を打ち出してきました。しかしそれは、これまで自らおこなってきた教育政策の反省に基づくものでも、現場の教職員の声に耳を傾けたものでもないため、教員不足の深刻化、メンタルヘルス不調による休職者の増加、教員採用試験受験者の減少など、矛盾はますます大きくなっています。注目された給特法改正も、残業代不支給を継続するとともに、主務教諭の新設をはじめ学校現場に分断を持ち込むもので、教職員の要求とは異なるものです。これでは、教職員のいのちと健康、生活が守られないばかりか、子どもたちにゆたかな教育を保障することも困難です。本特集は、あらためて学校現場の現状と課題を明らかにし、教育予算の増額、教職員の大幅増、少人数学級実現をはじめ、真に教職員の長時間過密労働を解消するための施策実現に向けて、子どもに関わる人たちが力を合わせていく機会にしたいと考えます。

●総論
子どもたちの未来と教師の働きがい……児美川孝一郎
●授業持ち時間
持ちコマ数は1日4コマに……十川康彦
●教育課程編成
先生! 5時間授業で大丈夫?……大泉隆弘
●教員不足
「せんせいがたりない!」は、子どもたちの声なき声……S・F
●教員評価
教職員が協同して働ける学校は、生徒が成長できる学校……小林嘉孝
●多忙と管理強化
管理と多忙が学校教育をダメにする……今井政廣
●国立大学附属学校
教職調整額と超勤手当併給の制度化から業務改善を……黒川陽司
●臨時教職員
「教育に臨時はない」……臨時教職員制度の改善を求めるかながわ連絡会
●運動と課題
政府がねらう労基法「解体」から見る教職員の働き方のゆくえ……土井直樹
●資料
国際基準から考える教職員の働き方

【連載】
◆私の出会った先生……ナターシャ・グジー
私らしく生きる
◆世界の取材現場から見た日本……金平茂紀
政治と学問――日米で共振する不吉な事態
◆憲法と私……清末愛砂
憲法24 条の研究にとりくんで
◆先生が先生になれない世の中で……鈴木大裕
「卒業」という幻想①
◆これなら作れるパパッとレシピ……猪瀬里美
とろっとしておいしい!「もずく丼」
◆一冊の本に出会う……横山眞佐子
渡り方いろいろ
◆萩トモローの笑学校……萩トモロー
◆教員のメンタルヘルス予防と対処法②……井上麻紀
ストレスに潰されないために
◆子どもも大人も電子スクリーン症候群⑭……大谷良光
第2章 今、子どもの脳が危ない!⑨
◆先生読んで! おとなのための児童文学案内⑱……西山利佳
慰霊の月に……
◆子どもたちの生きる世界②……秦賢二
キュークツな学校「授業編」
◆名画に出会う……堀尾眞紀子
熊谷守一「母子像」
◆この映画見ましたか?……すがわらちとせ
「We Live in Time この時を生きて」

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