計測技術2026年1月号目次-バックナンバー

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計測技術
2026年1月号
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■目次■
■特集:センサと連携するIoTプラットフォーム
○AIを活用した予兆保全システムの開発
/アズビル㈱ 木村大作・木幡真望
当社は、自律型・設備管理コンセプトの下、生産設備のCBMを可能にするAIベースCBMプラットフォーム「BiG EYES MM」を開発した。本システムは予兆保全の実現により、突発故障のゼロ化と保全コストの最小化を目指すものである。本稿ではその概要と事例を紹介する。
○クラウドを活用した産業用IoTシステム
/エンドレスハウザージャパン㈱ 小川修一
操業の安定化には、フィールド機器のスマート情報の活用が重要であるが、多くの既存設備はアナログ計装が主流で、データ活用が進んでいない。この記事では、フィールド機器のスマート情報取得の方法と活用事例、さらにクラウドに直接接続する計測器やアプリケーションについて紹介する。
■解説
○「協調制御」が拓く制御AIの最前線
/㈱エイシング 代田隆起
製造や物流の現場では、複数機器が連携し環境変化に適応する制御が求められている。本稿では、AIが環境を再現して未来を予測する“世界モデル”と、複数エージェントが協調して全体最適を図る“協調制御” を融合した「協調制御AI」について、製造・物流・エネルギー分野への応用を念頭に、その基礎概念から実証までを解説する。
■製品と技術
○油圧シリンダ用故障検知機器の開発
/カヤバ㈱ 中野智和
油圧シリンダにおける故障の一つに、ロッドシールからの油漏れがある。これを早期に検知する機能を備えた機器として「シリンダ油漏れ検知システム」を開発中であり、本稿ではその概要について紹介する。
○熱画像測定・記録装置を使用した遠隔温度監視システムの紹介
/㈱シーピーアイテクノロジーズ 鈴木貞勝
生産設備の予防保全を目的とした監視システムは、異常が発生した際、迅速かつ正確な状況把握が求められる。本稿では、スマートフォンなどを活用した通報機能を備えることで、異常発生の即時検知、および対応を支援する「遠隔温度監視システム」を紹介する。
○温度帯で適応する蒸気流量超音波計測
/日本エマソン㈱ 吉本亮治
EmersonのFLEXIMクランプオン超音波流量計は、従来型の課題を解決する。本稿はFLEXIM独自技術を解説するもので、180 ℃を境界に、低温域は「伝搬時間差方式」、高温域は「相互相間方式」の二つの測定方式を採用している。この2方式が、広範な蒸気計測を可能にする。
○AI、DXを活用した工業用内視鏡
/日本ベーカーヒューズ㈱ 田谷美邦・吉田敦
AIを活用したAnalytic、先進のReal3D計測技術、DXクラウドサービスなど、マルチタスクで多種に渡る機能をシームレスに運用させるMentor Visual iQ+と航空宇宙MROショップの活用事例を紹介する。
■連載
○ガスセンサを学ぶ 第1回
/千葉大学 椎名達雄
ガスセンサの歴史を振り返り、開発の発端や現在に至る改良や時代の変遷を紹介する。各種センサの原理や方式を解説し、センサとしての機能を理解する。さらに具体的な用途や適用例についても紹介していく。
○マスフロー千夜一夜物語 第113回
/(一社)セーフテクノロジー 黒田誠
「質量流量計」に分類される熱式流量計マスフローメーター、マスフローコントローラ。その中で半導体製造装置の最新プロセス向け圧力式フローコントローラーという分野の開発黎明期に現れたMACH ONEというユニークなフローコントローラーを紹介する。
○食品のトレーサビリティ 第93回
/食品トレーサビリティシステム標準化推進協議会 大野耕太郎
食品トレーサビリティと言えば、既に普及した領域だと誤解している向きがある。しかし技術の成熟とは裏腹に、現場が直面している課題はむしろ根深く、そして政治的である。それは、「情報の非対称」を意図的かつ構造的に温存してきた仕組みそのものと政策の関係について述べる。
■コラム
○第114回 電子技術の発展と故障修理
/東京大学名誉教授 山﨑弘郎
■製品ガイド
○レベル計

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