シルバー新報
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■インフォメーション■
創刊は1987年。35年以上の歴史をもつ週刊の介護保険専門紙です。長年の経験に基づく、「深い」「広い」「鋭い」記事が自慢です。「知りたい情報がいち早く届く」「分かりやすい」と好評です。
超高齢社会の本番はこれから。政府は、現在、団塊世代が75歳以上の後期高齢者になる2025年を目標に「地域包括ケア」の体制整備を急いでいおり、その動静は目が離せません。
掲載内容は、介護を中心に医療、障害者福祉などの国、自治体の施策の動向、自立支援に向けた施設・在宅での現場の実践、認知症・リハビリ・介護予防などの研究動向、高齢者住宅、福祉用具などなど。
介護にかかわる行政・団体、介護事業を行う営利法人、社会福祉法人、医療法人、NPOや、より良いサービスを目指したい管理者におススメします。
[出版社]環境新聞社
[発刊日]2026/10/02
[発売日]毎週金曜日
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特集 在宅ケアの境界線~対立よりも対話しよう
「訪問看護師になって在宅ケアの現場で働くのが夢だったんです」
数カ月前、目を輝かせてある医療法人の面接に来た若い女性がいた。在宅への思いを熱く語る彼女に、採用担当者は胸を打たれ、訪問看護の未来に灯りがともったように感じたという。
だが、内定後、女性は辞退した。6月に埼玉県川口市でケアマネジャーの女性が利用者の家族に殺害される事件が起き、母親から「そんな危険を伴う職場で働いてほしくない」と強く反対されたのだ。
「支援者を守るため」はサービス提供を制限する正当な理由だ。同じようなことは、生活援助でも起こっている。報酬が低いままでは提供できない。儲からないのだから仕方ない。だが、その裏で支援を必要とするのに排除される人がいる。
安全をとるか、支援をとるか。境界線を引いたら、その先は誰かが何とかすればいい、という他人事の領域にしかならない。それはとても殺伐とした社会だと思う。
対立構造を作るのではなく、思考を止めずに対話を重ねる。それが在宅ケアに消えない灯りをともし続けていくことになると信じている。
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